亀は栄養を餌で取り入れ体外に私たち人間と同じように排出します。
体外に出した糞を食べる行為を糞食と呼ばれており、亀についての糞食を調査いたしました。
糞食
亀によって様々ですが、幼体時期に見られることが非常に多いです。
成長するにつれて亀の糞を食べるという行為はなくなります。
なぜ糞を食べるという行為をするのかというと、排出された糞は分解されているものですが、その分解しきれなかった栄養素の匂いなどを感じ取って食べてしまうという可能性があります。
有名なのはウサギなどの糞食ですね。
ウサギは糞食をしないと栄養不足になり亡くなるケースもあります。
栄養を取り、体をもっともっとと大きくしようという本能が働き糞を食べるのではないかと思われています。
安定をした成長期にそれがなくなるのは幼体時期が肉食であり、成長につれて草食になるからです。
お腹がいっぱいなら排出物を食べる必要がないので、食べる量を考え、置き換えることが大切です。
そして排出物の糞を食べたらどうなるの?と疑問に思いますが、こちらも体にとっては糞を食べても全く問題はありません。
そして糞を食べるという行為は自然な行為として捉えても良いと思われます。
ですが亀には寄生虫がいますので寄生虫は食べてはいけません。
たまに亀の糞に混ざり寄生虫も一緒に排出されることがあります。
寄生虫は腸内細菌とのバランスが崩れ、食べたものが未消化ですべて排出されてしまいます。
感染予防として、亀の糞・食べ残しにはすぐに気づき片づけましょう。
常に亀の衛生面には気を使いましょう。
まとめ
亀は様々な菌や病原体などとも接して生きてきています。
糞に寄生虫などが混ざることも多くなります。
免疫力などが下がってしまうと糞の中に混ざりやすくなります。
狭いゲージで買ってしまうと、糞を食べる確率もあがるためなるべく大きい所で過ごしてもらうことも大切です。
何事も衛生管理、そして常に清潔を保つことを心掛けることがとても大切だと思います。
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