亀の性別と年齢の見分け方を調べました。
亀の性別の見分け方
私達人間は、性別を見分けようと思えば顔や体で判断する事が出来ます。
しかし、動物となるとその判断は難しく、特に亀のような小型の動物の判断はすぐには出来ません。
今回は、ゼニガメと亀の性別の判断の仕方を説明していきます。
亀の性別を判断するのに見る点は、亀の甲羅、手足、尻尾の三カ所です。
まずは、甲羅の部分から説明させていただきます。
亀の甲羅の長さを雄と雌と比較した際、わずかにですが雌の方が長いのが性別の有無を決めることが出来ます。
しかし、この判断方法には欠点があります。
それは、成長しきっていない場合だと、成長の度合いによって長さが異なってくるのでこの判断方法だと完全に判断が難しいという点です。
また、雄と雌の大きさも個体差によっては雄が大きくて雌が小さい場合もあるので、それも判断の仕方としては難しいという点です。
もう一つは、亀の甲羅の裏側である腹甲を調べるという方法です。
亀を持ち上げて腹甲を見た際、雄の方がわずかに窪みがあり、雌の方は平らな状態になっています。
これは、亀の共寝にとってとても重要な意味があるそうなのでまず確実だそうです。
しかし、この判断方法をする際には亀を持ち上げなければならないので、十分注意しましょう。
また、亀の種類によっては甲羅の色によって判断できる種類もいるそうなので、そういった判断方法でも良いと思います。
手足の判断方法ですが、雄と雌の手足を見ると雄の方が爪が長く、雌の方は雄に比べて短くなっています。
これは、雄が共寝の時に雌の甲羅にしがみつくためや、雄同士の闘いに用いる為このように長くなっているとされています。
尻尾の判断方法は、雌の尻尾が短く、雄の尻尾が長いという点と、雌の総排出腔の位置が甲羅寄りで、雄が少し遠めに存在しているという点です。
これら全ての点を踏まえたうえで、雄雌の判断を行います。
亀の年齢の見分け方
亀の年齢の判断方法はどのように行えば良いでしょうか。
一般的に言われているのが、亀の甲板の部分が木の年輪のようになっており、その数を数えていけばおおよその年齢が分かるそうです。
ですがこれには欠点がり、陸亀のような亀ならば大丈夫なのですが、沼などに住んでいる亀の場合、甲羅が傷ついたりして分かりにくくなるそうです。
そのため、クサガメやイシガメなどの種類の亀は成長するにつれ年齢が分からなくなってしまうということです。
ちなみに、この判断方法以外の年齢の判断方法はあまりありませんでした。
まとめ
亀の性別判断には、生物学的な理由があることに納得しました。
しかし、私のような素人にはやはり性別の判断は少し難しいかなと思いました。
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