亀の皮膚の色はと尋ねられた時にどんな色が頭に浮かぶでしょうか。

答えに困ってしまします。

日本国内だけでも種類が多いのでこの色だとはっきり答えられません。

日本に生息する亀の種類ごとに皮膚の色を調べてみます。

亀 皮膚 茶色 ピンク

日本に生息する亀の種類

日本に生息する亀は、クサガメ、イシガメ、帰化した外来種のミシシッピアカミミガメ、クサガメとイシガメの交雑種のウンキュウ、リュウキュウヤマガメ、ヤエヤマセマルハコガメ、スッポン、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマン、オサガメです。

亀の種類別皮膚の色

クサガメは、背甲を含めた全体の体色は黒味のある褐色です。

側頭部や頸に黄色や黄緑色の模様があります。

老齢の雄は全体が黒いです。

イシガメは、背甲の色は黄色みや赤みを帯びた褐色で腹甲の色は黒か黒褐色です。

東部背面は黄土色をしています。

ミシシッピアカミミガメの子亀は体全体が緑色です。

成体になると背甲や頭部は緑色、黄緑色、黄色の模様ですが、腹甲の色は黄色です。

目の後ろ側に鮮やかな赤色の幅広の模様があります。

体色は年を取るにしたがって灰黒い色になります。

ウンキュウは背甲の色は茶褐色で、皮膚の色は薄茶色に黄色の模様があります。

リュウキュウヤマガメの背甲の色は茶褐色ですが、個体によっては黄茶色で小さな濃茶色の模様があります。

頭部の色は赤みがかり、その他は茶色です。

ヤエヤマセマルハコガメは背甲の色は暗褐色で濃い紫がかっています。

その他は暗緑色です。

スッポンの体色は土茶色に明るい黄色の模様があります。

アカウミガメの子亀は全体が黒褐色です。

成体になると背面の色が赤褐色、腹面が淡黄色になります。

アオウミガメの子亀は背面が茶色で腹面は白色です。

成体になると背面は黒、濃青緑、茶褐色と混ざった模様で、腹面は黄色みを帯びます。

タイマンの子亀は背面が黄土色、腹面は黒褐色です。

成体になると背甲は黄色に濃褐色の模様ができ、腹面は淡黄色です。

オサガメの背面は黒っぽい色で、個体によっては白い模様があります。

腹面は白黒のまだら模様です。

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亀の皮膚がピンク色になる時

亀の皮膚がピンク色になるのは、傷が化膿して組織の一部が剥がれ落ちた痕がピンク色になります。

その後時間の経過とともに通常の色になって行きます。

まとめ

亀の種類と皮膚の色を調べた結果、皮膚の色は種類ごとに違うことが分かりました。

皮膚がピンク色になるのはケガなどしたとき回復の途中で生じることが分かりました。

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