人間の目に映る見え方と動物の目に映る見え方には違いがあります。

それは目の果たす役割の違いからきます。

人間以外の動物はどのように見えているのか調べてみましょう。

亀 目 見え方

動物と人間の目の違い

人間の目で動物とは異なる特徴的な部分は白目(強膜)があるということです。

ほとんどの動物にも白目(強膜)はありますが人間ほど目立ってはおらず、ほとんど見かけることはありません。

たとえ露出していたとしても体毛に近い色の為目立ちません。

動物の白目が目立たない理由は、敵を欺くためだと言われています。

野生動物たちが生息する中で、敵と対峙した際どちらの方向に逃げるか相手に気づかれてしまったら命の危険にさらされます。

目の中に白い部分があると黒目が強調されてしまい、逃げる方向が相手にばれやすくなってしまいます。

反対に人間はなぜ白目があるのでしょうか?

それはコミュニケーションをとる際人間は目で合図をしたり、アイコンタクトをとります。

人間の感情を顕著に表すのは目だというようなことわざもある通り、何も言わなくても目で感情をよみとるコミュニケーションの発達が人間に白目を与えました。

また、見え方にも違いがあります。

人間は光を3原色で捉えています。

猫や犬、馬、牛などの哺乳類は視覚受容体が乏しいのに対し、にわとりやカラスなどの鳥類、亀やワニなどの爬虫類、昆虫、魚類は4原色で捉えています。

光の4原色は赤・青・緑、そして紫外線です。

鳥類、爬虫類、昆虫、魚類の方が人間よりも色彩豊かに見えているということになります。

スポンサードリンク

まとめ

人間は紫外線を捉えられないのに対し、鳥類、爬虫類、昆虫、魚類は紫外線も含めた4原色で識別していることがわかりました。

近年、パソコンやスマートフォンを酷使している私たち人間にとって、紫外線を識別できないことは白内障のリスクを高めていることになります。

もしも、紫外線がみえていれば目の負担を感じてリスクを回避できているはずです。

話は少しそれてしまいましたが、動物の中でも人間より優れた色彩を認識できる動物は多いということを学びました。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事