亀と言えば、『鶴は千年、亀は万年』という古事があるように、非常に長生きをする生き物だと認識されています。
実際に大きな亀を見た時に、大きな亀だな、何歳くらいなんだろうなと、亀の大きさイコール年齢だと考える方は、多いと思います。
亀の大きさは、年齢に比例するのでしょうか?
亀の大きさと年齢との関係を、探っていきます。
亀の大きさと年齢
亀は大きければ大きいほど、それだけ年齢を重ねて長生きしていると言えるのでしょうか。
ここでは、普通の家庭で飼育されることの多いミドリガメを例にとり見ていきたいと思います。
亀の大きさの変化は、個体差などもありますが、4~5年で甲羅の全長が約20センチ~30センチになると言われています。
これは平均値であり、個体差の他、オスとメスでも少々の違いがあります。
亀のオスとメスを見分けることは、なかなか難しく、分かりにくいのですが、一般的には、メスの亀の方がわずかに大きいとされることが多いようです。
年齢による大きさの変化は、実際に飼育されている方の話によると、
- 1年半で20センチ以上になった。
- 8年程で20センチになった
- 冬眠させなかったら、4年で18センチ程になった…など
飼育環境の違いや、性別の違い、冬眠をするかしないかなどで、随分とばらつきがありました。
亀の大きさは年齢に比例しているとは言い切れないようです。
亀の平均寿命は、これも一般的にですが、約25年と言われています。
ペットの寿命としては、長い方だと思いますが、これは、飼育の知識をもって大事に育てた場合の数値です。
亀は、生後1年位がデリケートな期間と言われており、その1番大事な時期を飼い主と共に上手く乗り越えられれば、長生きしてくれるということになります。
まとめ
亀の大きさと年齢の関係について見てきましたが、亀の大きさは年齢に比例しないことがわかりました。
長生きしている亀は大きいと、一概には言えないようです。
亀にはまだまだ謎が多いということなのでしょうか。
とにかく分かったことは、亀は、大きくなる、長生きしてくれる生き物ですので、亀を迎え入れる場合は、そのことをきちんと把握して、大事に育てていく覚悟を忘れないようにしましょう。
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