亀をペアで飼育している場合、卵を産むことがありますが、メスだけで飼育している場合でも、亀は卵を産みます。

ペアでの飼育でも、メスだけでも、初めての時は驚いて、戸惑ってしまうかもしれません。

亀が卵を産む時期は、いつぐらいなのでしょうか?

亀がどのくらいの大きさになれば、卵を産むのでしょうか?

初めての亀の産卵の時に焦らない様に、少し調べてみます。

亀 卵 大きさ

亀の産卵時期と孵化のサポート

いろんな亀の種類がありますが、ここではミドリ亀を例に見ていきます。

亀の産卵時期は、一般的に、6月~7月頃、梅雨の時期から夏にかけて訪れるとされています。

その時期に、突然食欲がなくなったり、暴れだしたりすることがあり、それが、卵を産む前兆になります。

しかし、兆候はあるのになかなか卵を産まなかったり、元気のない状態が続く場合は、体内に卵が詰まっている可能性があるので、産卵を促す注射で治療をしてもらうか、症状がひどい時には、手術の必要もありますので、十分に注意して観察して下さい。

無事に卵が産まれたら、子ガメが生まれない卵の場合は、卵が腐る前に取り出し、処分してしまってかまいません。

子ガメが生まれる卵の場合は、すぐに取り出し、孵化させます。

孵化には自然に孵化させる方法と、人工的に行う方法があります。

自然に孵化させたい場合は、そのまま手を加えず、そっとしておきます。

しかし、自然孵化は、気温などの微妙な変化に大きく左右されますので、無事に孵化できるかどうかは、難しいと言われています。

人工的に孵化させる場合は、爬虫類用の孵化器を用いるのが最良です。

しかし、高価な物ですので、用意できない時は、大きめのタッパーに水で湿らせた園芸用等の土を敷いて、その上に、卵の上下に注意しながら間隔を空けて置いていきます。

人工孵化でも温度の調節が重要で、25度~30度に保つ必要があるようです。

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産卵時期の亀の大きさ

亀はどのくらいの大きさになると卵を産むというと、それは、分からないそうです。

亀は、平均して4~5年で20~30センチ程に成長し、その頃から産卵時期が始まると言われているようですが、個体差や飼育環境により、成長の速度は様々です。

亀の大きさは、卵を産む時期に関しては、関係ないようです。

年齢を重視する方が良いでしょう。

まとめ

亀の卵を産む時期や、孵化時のサポート、産卵時期の亀の大きさの関係を見てみると、大きさにはあまり関係ないことが分かりましたが、産卵時期や、孵化のサポートは、自然でも人工的でも、注意深く観察したり、環境の維持をしたり、とても大変で難しいようです。

しかし、子ガメが生まれる卵でも子ガメが生まれない卵でも、卵を産むという美しい亀の姿、子ガメが生まれる卵から誕生する新しい亀の命、それを目の当たりに出来た時の喜びが、その苦労を間違いなく、吹っ飛ばしてくれるでしょう!

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