庭に水場を作って、そこに亀を放して飼っているという人がたまにいらっしゃいます。
亀にとっても広い所でのんびり生活が出来るのであれば、狭い水槽でもぞもぞ生活するよりもそっちの方が良いでしょうね。
でも、亀を外に出しておくと何かと心配になってしまいますよね。
心配だけれども何としてでも亀を庭でのびのびと生活をさせてあげたい。
そう思う人達のために、今回は野外飼育をする際のカラスにとっての外敵と、その対策について調べてみました。
亀を外で飼育するとカラスやネコに襲われやすい
亀を野外飼育する上で最も脅威となるのは、カラスやネコは亀にとって天敵になる動物の存在です。
特にカラスは、普段室内で飼っている亀をベランダで遊ばせていてちょっと目を離した隙に連れ去っていくというケースが多々あるほど脅威となります。
亀が小さければ小さいほど連れ去られる確率が上がります。
連れ去られなかったとしても、連れ去ろうとする過程で負傷をさせられる事もあります。
ネコは亀を捕食するという事はありませんが、前足で引っ掻いたりして攻撃をしてくるので怪我を負わされます。
最悪の場合、怪我が原因で亡くなってしまう事もあり得ます。
亀を野外飼育する際は、これら外敵の対策をしっかりと行わなければなりません。
亀を外で飼育する際の外敵対策
最も効果的な対策法は、飼い主が常に監視をしている事です。
しかし、たまに外で遊ばせるくらいであればそれは可能ですが、常時野外飼育の場合は四六時中監視するのはかなり困難です。
なので、上記以外では亀の飼育場所をフェンスで囲うのが良いでしょう。
金網やネットでしっかりと防護をするのが得策です。
網目が大きいと、網目から爪や嘴で攻撃をされるリスクが高まります。
さらに、亀が網に登りついている時に首が網目に引っかかる危険性も高まります。
そのため、網目は細かい物を選ぶのがベターです。
また、亀の飼育区域内に亀の隠れ家となるシェルターを作るのも良いでしょう。
隠れ家がある事で、亀も安心するでしょう。
まとめ
野外飼育は野生に近い環境で育てることが出来るので、室内飼育と比較して亀に余計なストレスを与えずに飼育をする事が出来ます。
反面、野生に近い脅威も多々出てくるのも事実です。
そのため、亀を野外飼育するには、室内の飼育以上に丁寧に行わなければなりません。
出来れば室内での飼育を薦めたいところですが、亀にのびのびと自然の空気を吸わせてあげたいという深い愛情があれば、野外で飼ってあげてもよいのではないでしょうか。
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