大事に飼っている亀が、ある日気がつくと手足が腫れているような!
これは病気?怪我?
今回は亀の手足の腫れについて調べてみました。
どんな状態?
亀の手足が腫れるのは、おそらく慢性的なビタミンAの欠乏と思われます。
チェックする点は、手足の腫れの他にも幾つかあります。
亀のビタミンA欠乏
亀が慢性的なビタミンAの欠乏状態になると、他にどういった症状が現れるのでしょうか。
一番わかりやすい変化としては、まず元気がなくなります。
いつも元気に動き回っていたのに、最近はほとんど動かずにぐったりしてることが多いと感じるなら怪しいです。
またそれに伴い食欲も減退しますので、餌を残すようになったり、興味を示さないようであれば、ビタミンA欠乏の可能性が高いでしょう。
そしてその状態までなってしまうと、すでに臓器に深刻なダメージを受けていると考えられます。
ビタミンAが欠乏した状態は、一日二日ではなりえません。
飼育環境によって少しずつ亀の健康が損なわれてきたと考えるのが普通です。
ビタミンA欠乏の原因
亀が慢性的なビタミンAの欠乏状態になってしまうよくある原因としては、適切な餌が与えられていないことが考えられます。
例えば、きちんと亀専用のエサを与えず、金魚用の市販のエサを与えていた場合です。
同じ水生生物だから大丈夫だろうという考え方が亀の健康を害します。
これは亀に限らず他の動物にも言えることですが、その動物にはその動物の、必要な栄養素というものがそれぞれあります。
ここで言えば、亀のエサにはビタミンAが一定量以上必要なのに、金魚のエサには含まれていない。
単純なことなのですが、そういったことの積み重ねで健康を損なっていくのです。
対処法
亀のビタミンA欠乏の対処法は獣医さんに連れていくしか方法はありません。
手足の腫れ、食欲減退、行動が見られないほどぐったりしているなどの症状が見られる場合、早急にビタミンAを投与しないと非常に危険な状態です。
必ず獣医さんに診察してもらい適切な処置をしてもらいましょう。
まとめ
亀は基本的にタフで健康状態もコロコロ変わることはなく、じっくりと変化していきます。
それにもかかわらず慢性的な症状が見られるのは、少しづつ時間をかけて弱ってきたと考えられるのです。
亀の正しい飼育方法や知識を、改めて見直し、かわいい亀との生活を良いものにしていきましょう。
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