亀の尻尾は黒いのでしょうか。
お尻に黒いものが見える時がありますが、尻尾が一部変形したものでしょうか。
調べてみることにしました。
亀の尻尾の役割
亀の尻尾の役割は、尻尾の中ほどに総排出口があります。
これは食べたものを消化した後に、排出物として排出するための器官です。
また、亀が共寝をする際の大切な器官でもあります。
子亀の時の尻尾は全体的に長いですが、尻尾が水中を泳ぐときのバランスや、動きだす時の支点として利用しているのだろうと考えられます。
亀の雌雄は大人の亀になって初めて尻尾の形と総排出口の位置によって見分けることができます。
雄の生殖器は亀の尻尾のつけ根に収納されていますから、大人になった雄は尻尾が太く長くなります。
大人になっても尻尾が細く短い亀は雌です。
雄では総排出口の位置が甲羅から遠く、雌では総排出口の位置が雄に比べて近い位置にあります。
亀の尻尾は自然にこすれてちぎれることや、他の亀に噛みつかれてちぎれることもあるそうですが、傷口が治癒すれば生命の心配はありません。
亀の尻尾の色
尻尾の色はイシガメの尻尾は黒いです。
その他の亀の尻尾の色は判然としません。
亀の尻尾が黒いのは一部で、多くの亀の尻尾の色は真っ黒でないというのが正解です。
雄の亀は大人になると総排出口から生殖器を出すことがよくあります。
雄の生殖器の色は黒色ですので、尻尾と生殖器の区別がつかなくて亀の尻尾は黒いと思われているものと考えられます。
雄は大人になると別の亀に雌雄関係なくにすり寄るようになります。
マウンティング行動です。
こんな時に雄が生殖器をだしているのが尻尾と見誤れられるのだと考えられます。
大人の亀になると陸亀では一般的に雌が雄より大きくなります。
子亀が親亀にすり寄るように見える時は、雄が雌と共寝したいと思っているのです。
まとめ
亀の尻尾の色は、黒い亀もいますが、黒くない亀もいることが分かりました。
雄の生殖器は尻尾の中に収納されていて、大人になると総排出口から出し入れすることが分かりました。
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