ペットとしては比較的なじみのある、クサガメの性別の見分け方です。
見分け方でいちばん知られている方法や、オスメスの特徴などをご紹介していきます。
亀が成長することで判断が簡単になりますので、小さな子亀から飼っている方は確認してみてくださいね。
性別の見分け方
亀の種類の中でもクサガメの性別を見分けるのは比較的簡単です。
1番わかりやすいのは総排泄孔(お尻の穴)の位置です。
亀を裏返してみて、尾が太くて長く、穴が甲羅から遠い位置にあればオス。
それとは逆に尾が細くて短く、穴が甲羅と近い位置にあればメスということになります。
オス・メスの特徴
では、ここからはクサガメのオスとメス、それぞれの特徴を細かくお伝えします。
亀は生後2~3年程度で性別が確認しやすくなってきます。
オスは首の横にある模様や、甲羅が黒くなります。
メラニズム(黒化現象)といいます。
クサガメのオスは、メスに比べると小さめの体です。
甲羅の長さは15㎝前後が一般的です。
甲羅の腹側(腹甲)は少しだけ窪んでいます。
メスはオスとは異なり、大きくなっても模様が消えることはほとんどありません。
卵を産みますので、体はオスよりも大きくなり、甲羅の長さが20~30㎝程度まで成長します。
腹甲は平らです。
成長すると頭が大きくなる(巨頭化)個体もいます。
上記の特徴でわかるように、同じクサガメとはいっても見た目はかなり違いがあります。
成長すればするほど判別しやすくなりますので、大人になった亀を初めて見た人は、まったく違う種の亀だと感じるかもしれませんね。
亀の寿命が長いだろうということはみなさんご存知かもしれません。
種類によって違いがありますが、クサガメの寿命はだいたい15~30年といわれています。
40年生きたというご長寿亀もいるそうですよ!
飼育環境がよければ長く生きてくれそうですよね。
まとめ
簡単ではありますが、おおまかな特徴はわかりましたか?
小さい子亀もかわいいですが、大きくなって違いがでてきた亀も本当に愛らしいですよ!
是非特徴を参考にして、おうちに亀さんを迎えて成長を見守ってくださいね。
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