亀の卵が子ガメが生まれる卵と、子ガメが生まれない卵と二種類あることはご存知でしょうか。
子ガメが生まれる卵からは、亀の小さな赤ちゃんが産まれます。
そして、その亀の卵がオス、メスと温度によって違うのかを調査してみました。
温度依存性決定
亀は暖かい所から寒い所までに生息しており多くの種が温度依存性決定であり、「亀は温度によって性別が左右される」という事は飼育書などにもよく紹介されおります。
環境温度により性が決まると分かったのはトカゲでの報告で1966年です。
動物は様々な温度を感じ生きております。
また温度依存性決定は爬虫類の亀、ワニなどにはあり、蛇には観察されておりません。
温度依存性決定とは一部の爬虫類にあり、性染色体を持っておらず、受粉卵から成体になるになる過程の環境や温度による性決定であります。
しかし、温度からなぜオスとメスが決まると言うのかはいまだに不明です。
けれど温度によってオスとメスが決まる経路にはタンパク質が関与している可能性が非常に高いのです。
そして温度依存性決定はTSDと略されて使われていることが多いです。
ちなみにワニの温度では30度以下はメス33度以上はオスです。
亀の卵
亀の場合、まだ産まれたての卵の状態では性別が決まっていません。
産まれたばかりでは性染色体がなく産み落とされてからその後の温度によって変わります。
孵化するまでの間の温度により変化します。
28度以下の場合オスが多く、30度以上の場合はメスが産まれます。
亀さんの種類関係なくこれは全体的に決まっています。
なぜこのようなシステムなのだろうか?
それがいまだに謎のままです。
まとめ
個体がおかれている温度の状況で性別が決まるという事は人間では絶対にない謎の現象なので非常に興味深いです。
温度の少しの差でオスとメスがどうして違うのか。
タンパク質がどう関係しているのか。
この先の生物学にて謎が解明される日がとても楽しみです。
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