ミドリガメの飼育には、水槽、保温ヒーターをはじめ、ろ過装置、餌、陸場、シェルター、温度計等が必要になりますが、もう一つ、ライトも必要です。
ライトとは、どんなライトを言うのでしょうか。
また、ライトを設置する場合、どのくらいの距離で、どのぐらいの時間当てれば良いのでしょうか。
ミドリガメの飼育にライトは必要ですか?
ミドリガメを飼う際、2つのライトが必要になります。
1つは、紫外線ライトです。
もう1つはバスキングライトになります。
まず、紫外線ライトからですが、実は、ミドリガメを飼っている飼い主さんの中では、紫外線ライトを購入せず、使用しないまま飼育されている人も少なくありません。
毎日30分ほどの日光浴ができる場合には、わざわざ紫外線ライトを購入しなくても、紫外線を吸収することができますので、用意する必要はありません。
ですが、日光浴をさせる時間がとれない、ミドリガメが日光浴を好まない等の場合は紫外線ライトを購入されることをおすすめします。
次に、バスキングライトですが、こちらのライトは日光浴のために使用する陸を温めるライトになります。
水槽のサイズに応じたW数を選ばなければなりません。
ちなみに、水槽のサイズが60センチの場合は50W以上のものをおすすめします。
ミドリガメに当てる紫外線ライトの時間は?
ミドリガメに紫外線ライトを当てる時間についてですが、太陽の代わりをするものになりますので、おすすめの時間は6~8時間ほどになります。
もちろん、ミドリガメが元気に過ごせているのであれば、それ以下でも何ら問題はありません。
ミドリガメの陸を温めるバスキングライトは、どのくらいの距離が最適?
バスキングライトを当てる際、もっとも注意しなければならないのが、距離になります。
照射距離が近すぎれば、水槽内の温度が上がるほか、ミドリガメの甲羅や身体に火傷を発症することもあり、注意が必要です。
一般的に最適だとされている距離は、水槽表面から30センチとされております。
ですが、商品によっては照射の力が強い場合もありますので、まずは、商品に付属されている説明書をよく読んだ上で、設置されることをおすすめします。
まとめ
ミドリガメは太陽の光で身体を温めることによって、代謝促進を図り成長しております。
十分な紫外線、温度が保てない場合は、紫外線ライト・バスキングライトを活用しましょう。
バスキングライトは、春先から夏用、秋口から冬用と2つのタイプを用意し、季節ごとにW数の違うものを使い分けることをおすすめします。
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