ケヅメリクガメを室内で飼うのは大変なのでしょうか?
屋外だと広い庭でもない限り、ケージやベランダなど狭いエリアでしか飼えないという印象があるのですが。
室内だと犬や猫みたいに放し飼いにできるのでは?
実際のところどうなのでしょう。
室内でのケヅメリクガメの飼育方法を調べてみました。
ケヅメリクガメの室内飼育は?
リクガメはかなり巨大なカメです。
子供の時から飼い始めたとして、その時点で小さくてもどんどん成長し大きくなっていくカメですから、家の中での飼育となると幅をとります。
犬や猫のように俊敏に動けませんし、いないと思ったら隙間に潜り込んでいたとか、箪笥の上で寝ていたなんてことはありませんね。
存在感は半端ないと思います。
トイレの躾も通常できないと思った方がよいようですから、それ相当の掃除の覚悟もいりますね。
シートを張って対処しているという方もいますし、リクガメにおむつをしているという人もいるようです。
ケヅメリクガメにとって大切な条件は気温です。
室内だとある程度の管理はしやすいですから屋外よりもその点では楽かもしれませんが、やはり寒さに弱い生き物ですから人間にとっては「ちょっと暑い」かもしれない状態をキープしていなければならなくなります。
しかし屋内飼いで一番対処しなければならないのが、日光浴です。
甲羅干しという言葉があるように、カメにとって日光浴はとても大切なこと。
ただ単に気持ちいいから日に当たっているのではないのです。
カメは変温動物ですから体温を調節したり、甲羅を除菌したり、必要不可欠な栄養素であるカルシウムを吸収しやすくしたりするためのものなのです。
室内で日光浴をさせるには、専用のバスキングライトを使います。
日光浴と同じ役目をするものです。
が、電気ですから電気代もかかりますね。
上記の内容を見てみると、大きさ、トイレ、気温、特殊な装置最低限必要なこれらのものを用意するには、かなりのスペースを要することがわかります。
室内飼いは、部屋1つカメに与えるくらいの余裕があるかどうかの問題になってくるのではないでしょうか。
まとめ
室内で生物を飼うことは、いっしょに暮らすということでもありますから、家族が一人増えるくらいの覚悟と余裕が必要なように思います。
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