カメが冬眠をしたら餌を食べないのは何ら不思議ではありませんが、冬眠していないのに餌を食べなくなることがあります。
見ている限り動いていて元気そうなのに何故でしょうか?
餌を食べない原因についてご紹介します。
クサガメが冬になると餌を食べない原因とは?
冬眠はしていないのに餌を食べなかったら心配になりますよね。
目の前に好物の餌を出しても一向に食べない。
そんな時に考えられる原因についてですが、水温が大きく関係しています。
カメは気温で活性が左右される変温動物です。
時期ではなく、水温が何度か?ということが大切です。
寒いと代謝が上がらないので、自己防衛のような反応です。
水温下がると、活動量が一気に減るため餌を食べる必要がないため餌を食べなくなります。
これはカメの性質ともいえるものなので何か異常があったということではありません。
もし餌を食べさせたい状況でしたら、水中ヒーターで保温して暮らしている環境を温かくしてあげると餌を食べてくれるようになると思います。
または、気温の寒暖差が激しい日が続くとその変化に体がついて行けず消化不良になってしまっているため、餌を食べないということも考えられます。
人間でも寒暖差が激しいと体調を崩しやすいですよね。
水温低下と水温上昇を繰り返されると体調が悪くなるのは容易に想像が出来るかと思います。
消化不良で体内の餌が腐ってしまうと、最悪の場合亡くなってしまいます。
あまり温度差が出ないように飼い主さんは気をつけてあげてください。
ただ、水温に異常がないのに餌を食べないということもあります。
そうであれば、体に不調があるのかもしれません。
食べない状態が続くようでしたら医師に見ていただいた方が無難かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クサガメが餌を食べない原因は水温が大きく影響していることを分かっていただけたのではないかと思います。
ただ、カメは栄養を体に蓄えています。
少し食べないくらいでしたらあまり過剰に心配する必要はありません。
蓄えている栄養で十分生きていけるとカメ自身が判断しているので、たまに餌を与えてみて、食べなければ放っておいても、春になるとまた元気に餌を食べてくれると思います。
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