ミシシッピニオイガメの飼育中で心配になるのが、旅行や出張で家を空ける時だと言われています。

カメは生命力が強い生物ですが、長期間世話を怠ると病気になったりすることもあるそうです。

そこで今回の記事では、旅行で留守の間のミシシッピニオイガメの飼育について説明したいと思います。

ミシシッピニオイガメ 飼育 旅行

旅行中のミシシッピニオイガメの飼育

やむを得ず家を空けなくてはならない時、カメの世話が心配になる方も多いと思います。

カメは毎日給餌する必要はなく、1週間ほどは何も食べなくても良いそうですので、餌の心配はありませんが、カメはとても水を汚すため、水質の悪化に気を付けなくてはなりません。

カメ用の濾過フィルターなしで飼育している場合、留守にしても良い期間は体力のある成体で5日程、生後1~2年の幼体で3日程迄、濾過フィルターを設置している場合は成体で1週間程と言われています。

また、幼体は成体よりもこまめに給餌する必要がありますので、留守にしても良い期間は長くても3日迄に留めるようにしましょう。

また、カメは変温動物ですから、体温を一定に保つことができず水温や気温によって体温が変化してしまいます。

そのため、留守にする際にも常に気温、水温を一定に保つことが重要です。

夏場の気温はエアコンで調整することが多いと思いますが、その際に水槽に直接風が当たると水温に影響が出ることがありますので注意しましょう。

冬場は水中ヒーターで水温を調節し、気温はエアコンだけでなく、バスキングライトや爬虫類用ライト、ヒーターなどを使用すると良いそうです。

また爬虫類用のセラミックヒーターは、光を出さずに空気だけを暖めることができるものがあり、サーモスタッドに接続すれば1日中温度を一定に保つことができるそうです。

また、バスキングライトは1日中付けておくとカメが寝ることができなくなるので、夜間は消灯するようにタイマーなどをセットすると良いでしょう。

1週間以上留守にする場合は、ペットホテルを利用する、家族など信頼できる方に世話を依頼するようにしましょう。

カメの知識がない方に世話を依頼する場合には、世話をする内容を細かく書いたメモなどを用意しておくことが大切です。

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まとめ

ミシシッピニオイガメは、成体であれば毎日餌を与える必要はないですので、問題は水質と水温の管理です。

カメの飼育に影響が出ないように、しっかり対策を施してから、家を空けるようにしましょう。

また、急に家を空けることになった場合のために、事前にカメの飼育を任せることができる方を探しておくと安心です。

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