カメはとても神経質な爬虫類です。

飼育されている水槽の中で暴れてしまい、落ち着かなくなることがあります。

餌も食べない場合、そのカメはどんな状況にあるのか、検証してみましょう。

カメ 暴れて 食べない

繁殖期と更年期

繁殖期のオスのカメは、硬いものにバンバンぶつかっていくなど暴れて落ち着かなくなります。

メスのカメを見つけると一目散に駆け寄っていくこともあります。

また成熟したメスのカメはホルンバランスの変調により暴れて餌を食べなくなったりもします。

人でいうところの更年期障害のようなものです。

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飼育環境について

カメは飼育されている水槽内に陸がない場合や、水深が高い場合に足が落ち着かずによじ登ろうとして暴れることがあります。

こういう場合は、置き石をして陸地を作ってやったり、水深を下げたりしてやると落ち着くことがあります。

飼育するときには、泳げる場所とくつろげる場所を設置しておくことが理想です。

また、甲羅干しができるよう日当たりの良いところに出してあることも必要です。

飼育温度が高い時のカメは餌をあまり食べなくなります。

様子を見ていてやたらと涼しいところへ移動しようしてる場合は、気温を下げてやるようにします。

あまり高温化で飼育すると熱中症で亡くなってしまうこともあるので、気温が高すぎる状況下での飼育には注意が必要です。

急に温度を下げるとカメの体温も急変しますので、徐々に下げるようにするのが理想です。

また逆に、飼育温度が低い時のカメもあまり食べなくなります。

本来冬眠する動物ですのである程度の気温をキープすることは必要不可欠です。

個体にもよるのですが、秋口に調子を悪くするカメもいます。

部屋が25度くらいをキープできていれば心配はないのですが、それよりも下がるようならばヒーターを入れるなどして、飼育環境の気温を最適温度に保つようにすることが必要です。

まとめ

このように、カメは繁殖期や更年期などの身体的バランスの変化や最適な飼育環境の保持、飼育温度の急変などにより、暴れて食べなくなったりします。

非常にデリケートな生物なので、飼育環境には繊細な注意を注ぐことが必要です。

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