亀は変温動物ですので、人間よりもずっと熱中症にかかりやすい生き物です。

自分で汗をかくことができないので、体温調節をすることができません。

たとえば夏場、日光浴のために水槽を外に出しておいたことで熱中症にかかってしまったという事故がとても多いそうです。

そんな心配な夏、亀が動かないときは何か不調なのでしょうか?

チェックしてみましょう。

夏 亀 動かない

亀の状態を観察しましょう

熱中症だった場合のチェック項目は以下の通りです。

  • 食べた餌をもどしてしまう
  • 動きが鈍く、ぐったりとしている
  • 意識がない
  • 泡を吹いている

人間が熱中症になったときと似ていますね。

亀は日頃忙しなく動いているわけではありませんが、以上の症状が見られる場合は危険な状態ですので、すぐにお医者さんに連れていった方がいいでしょう。

亀は野生でもよく見ますし、のんびりしているのでなんとなく手がかからなさそうに見えますが、その実飼う分には設備にも気を遣わなければならない、デリケートな生き物なのです。

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もし熱中症だった場合の応急処置

お医者さんに連れていく前に、出来る限りのことをして楽にしてあげられるといいですね。

まずは亀を日陰で涼しい場所に連れていきます。

水道水をかけて体温を下げてあげましょう。

このとき、冷たすぎる水は避けて、多少ぬるいくらいの水をかけてあげた方がいいです。

亀は変温動物なので、冷たくなりすぎると逆に体を温めることができないので、弱ってしまいます。

もしこれでも回復の様子が見られないようでしたら、濡れタオルにくるみましょう。

気化熱で体温を下げることができます。

このような処置をしてからお医者さんに連れていけば、少しでも重症化の可能性を低くすることができます。

まとめ

亀はとても熱中症にかかりやすいですので、暑い日に動かないなどの異変を感じたら、すぐに涼しくしてあげた方がいいでしょう。

熱中症にかかったときの症状は人間と似ていますので、分かり易いかと思います。

水槽に温度計をつけておくなど、すぐに異常を察することができるような対策を事前にとっておくのもいいでしょう。

夏場の水槽の管理には充分気をつけることが必要です。

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