どんな動物もオスとメスがパートナーを見つけるために色々な方法で求愛行動をします。
ミドリガメも産卵の時期に入ると求愛行動を取りますが、オスもメスも求愛行動を取るのをご存知でしょうか？
今回はちょっと不思議なミドリガメの求愛についてご紹介していきます。
ミドリガメのメスはどんな求愛行動をするの？
まずミドリガメの求愛行動ですが、オスがメスの目の前で前足をふるふると震わせて行います。
実はこの求愛行動はメスも行います。
メスだけしか飼育していない飼い主さんはメスも求愛行動を取ることを知らない方は結構多いそうです。
求愛行動といえば、もちろん異性に対して行いますが、ミドリガメにとっては異性でなくても良いそうです。
ターゲットとなるのは飼い主さんや水槽に反射した自分自身など・・・結構ストライクゾーンが広いのかなと思ってしまいますよね。
産卵時期は年中あり、求愛行動を取る時期には個体差があります。
主に春と秋が求愛、産卵をする時期と言われていますが、気温が暖かいと冬でも求愛行動を取る場合があります。
そして、なんといっても交配を行わなくても卵を産めます。
この情報を知らないと一番驚くところですね。
メスしか飼育していない場合は無精卵の可能性が高いのですが、オスメス混合して飼育されていたメスを購入または譲り受けてメスだけを飼育していると突然有精卵を産む場合もあります。
なぜかというと、ミドリガメのメスはオスの体液を数年間も保存することができるからです。
その結果、メスは交配後に時間が経った後でも有精卵を産むことが出来るのです。
もし有精卵の可能性があれば孵化の準備をしておいた方が良いでしょう。
まとめ
ミドリガメの求愛行動は前足を相手の目の前で震わせるという可愛らしい仕草ですが、対象が飼い主自身となると複雑な気持ちになりますね。
このミドリガメの求愛行動が人気の秘密なのかも知れませんね。
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