日本でペットとして飼育されているカメの中でミドリガメが最も人気があります。
爬虫類の一種であるミドリガメは、他の爬虫類と同様に脱皮を行います。
他の生き物同様に、脱皮はミドリガメにとって成長していく上で必要な工程です。
他の爬虫類と異なるのは、ミドリガメは皮膚だけでなく甲羅も脱皮します。
脱皮を繰り返し行うことで大きくなり、身体も丈夫になっています。
では、ミドリガメは脱皮を決まった時期に行うのでしょうか。
またどれくらいの周期でおこなうのでしょうか。
脱皮の時期はいつから始まるのか?
ミドリガメは爬虫類であり、変温動物です。
暖かい時期は活発に動き、食欲も旺盛です。
しかし、気温・水温が低下していき、寒くなると活動量が少なく食欲も減り、冬眠をします。
そのミドリガメの生活サイクルの中で、脱皮は活発に動き成長をしていく時期、つまり暖かい時期に多いと言われています。
地域により異なることもありますが、一般的には5~11月が多いと言われています。
しかし、成長著しい小さい子供や赤ちゃんのミドリガメは暖かい時期や季節に関係なく頻繁に脱皮をすることもあります。
また、一年中暖かい地域やヒーター等で水温が暖かく室内で飼育している場合は、冬場でも脱皮することがあります。
脱皮の周期はどれくらいなのか?
ミドリガメの脱皮の周期は1年に1回暖かい時期に行うことが多いと言われています。
但し、周期に関しても、個体差は当然あります。
1年に1回よりも多い少ないことや周囲の環境や成長期かどうかによっても変わってきます。
また、飼育している環境が悪ければ脱皮をしないことや綺麗に皮が剥がれないことがあります。
定期的に脱皮をさせる為には、水を綺麗な状態に保つ等環境を整える必要があります。
まとめ
ミドリガメの脱皮の時期や周期は1年に1回であり、暖かい時期に多いといわれています。
地域により温度差はあることや個体差はありますが、5~11月が最も多いと言われています。
脱皮はミドリガメが活発に活動できる温度条件や環境によって異なってきます。
脱皮が多い、又は少ない時でも心配せず、飼育している環境に問題ないかを確認するようにしましょう。
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