亀の病気の一つである水カビ病による原因と、それによるイソジンでの治療法について説明していきたいと思います。
亀の水カビによるイソジンでの治療法について
水カビ病とはミズカビ科真菌の種類の菌による感染を原因としており、魚類にはよくみられる感染症の一つとなっているそうです。
感染する原因としては、体に傷があったりすると、そこから炎症を起こしてしまうことが、水カビ病の原因となっているそうです。
水カビ病にかかってしまう原因はこれだけではなく、飼っているケース内の中の環境によって亀たちの免疫力低下にも繋がっていきます。
例えば、水が汚れたままにしていたり、日光浴をさせてあげられる環境にない場合、亀たちは大きなストレスになってしまい、普段元気な亀でも免疫力が落ちてしまうことがあり、ちょっとした傷でも水カビ病に感染してしまう場合もあります。
水カビ病には、皮膚に感染する場合と甲羅に感染する場合があります。
甲羅に感染した水カビ病は、甲羅が白っぽくなり、命に関わるような病気ではないのですが、皮膚に感染してしまうと、皮膚が白っぽくなり、白カビのようなものが生えてきます。
手首や首の付け根などが発症しやすく、症状が重度になってしまうと最悪のケースを招く場合があるので、早期発見してあげるのがポイントになってきます。
そんな水カビ病の治療法として最も使われ、効果があると言われているのが、イソジンで消毒してあげることだそうです。
手順は簡単です。
- 水カビ病に罹っている部分を日光浴などで乾燥させてあげます。
- 傷薬用のイソジンを水で10倍くらいに薄め、直接かけるのではなく、タオルなどにイソジンを染み込ませ、患部に塗っていきます。
- 1〜2時間乾かします。
この工程を、毎日1回以上行ってあげます。
ゆっくりと根気よくやってあげることが大切なので、飼い主さんもあまり無理しすぎない程度に行ってあげてください。
まとめ
調べた結果、亀のストレスなどで、すぐに感染してしまう身近な病気であり、皮膚にかかってしまった場合、最悪のケースに至ってしまうこともあるということに驚きました。
もしかかってしまった場合は、亀の体調を見てあげながら、少しでも早く治療に取り掛かってあげることが大切なポイントになることがわかりました。
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