ペットを飼っている中で心配なのは病気になった時ですよね。

そして、発見して怖い症状の一つが脱腸ではないでしょうか。

初めて見つけた場合、どうしたら良いだろう、とまず動揺しますよね。

亀は総排泄孔といって、尿や糞、産卵も一か所からになっています。

つまりこの穴から内臓が出てしまっている状態ではあるがそれが何かは病院に行かないとはっきりわからないのです。

脱腸なのか?それとも何か違う内臓がでてしまっているのか?

素人には全くわかりませんし、考える余裕もないかもしれません。

なぜ、脱腸はおきてしまうのでしょう。

原因と予防について調べてみました。

亀 脱腸 原因

亀の体について

まず、亀の体のしくみについて調べてみました。

上で書いたように亀はオスもメスも総排泄孔という一つの穴から排便、排尿をするのですが、メスはこの穴から産卵もおこないます。

つまり、腸だけではなく卵管も出てしまう可能性があるのです。

オスもこの穴から生殖器が出てきてしまう事もあるようです。

脱腸、卵管脱等おこる原因は?

便秘や結石、栄養不足や水分不足が原因の事もあるようです。

メスの場合どちらも産卵の前後や発情中なんかに見られることが多いようです。

一度引っ込んでもまた出ている、という繰り返しもあるようです。

スポンサードリンク

出てしまった場合の処置

まず、時間的に病院に連絡できるようであれば電話で応急処置を聞きましょう。

出てしまっている内臓の色や出血のある無しなどを説明します。

大体は内臓を乾燥させないようにと指示されるので、濡れたガーゼ等あてて病院に連れていきます。

中には飼育者が自分で亀に内臓を押し戻すよう言われたりするようです。

亀が自分の後ろ足で内臓を傷つけてしまう事もあります。

同じ水槽に他の亀が居る場合も危険です。

すぐに隔離しましょう。

重症の場合は病院で手術になります。

あまりにも長く出てしまうと切除しないとお腹には戻せません。

状態によっては数日で亡くなるような事もあるようですので、出来るだけ急いで病院へ行きましょう。

まとめ

日々のお世話の中でどんなに気を付けていても突然おきるかもしれない症状ですね。

特にメスの亀を飼育されていると産卵期の度に色々と心配もされるでしょう。

脱腸は見た目も怖くて驚いてしまいますよね。

まだまだ爬虫類を診てくれる病院は少ないですよね。

日頃から頼れる病院を見つけておく事は大事ですね。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事