亀の皮膚に異常が見られたとき、それが何なのか判断することはとても難しいです。

私たちはその異常を色の変化から認識する場合が多いです。

色の変化は私たちにとって識別しやすいもので、異常を感じやすいからです。

この色の変化が見られたとき、亀の体に何が起こっているのか、それを治すためにとるべき行動は何なのか紹介していこうと思います。

亀 皮膚病 赤い 白い

赤い

皮膚の色が赤くなった時、それは怪我の可能性が高いです。

亀は自分が通れそうもない狭いところも平気で通ろうとします。

危険を察知できないのです。

そのため手足がすれて擦り傷ができてしまったり、出血してしまったりして赤くなるのです。

擦り傷やかすり傷程度の軽いものならマキロンやオキシドール等の消毒液で消毒して化膿させないようにすれば数日で治ります。

出血している場合消毒して人間用のばんそうこうを患部にはるのも効果的です。

このけががなかなか良くならない場合は化膿して皮膚炎になってしまっている可能性があります。

その場合は不衛生な飼育環境が悪影響を与えていると考えられます。

換水を定期的に行い、温度を適温に保つことで清潔な飼育環境に改善しましょう。

それでもよくならない場合は内的疾患によるものである可能性があるので獣医師の診断を受けましょう。

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白い

皮膚が白い場合は皮膚病または水カビ病の可能性があります。

この二つの病気は不衛生な飼育環境が原因となりおこるものです。

直ちに飼育環境を改善しましょう。

水温を28~30度まで上げて、換水の頻度を増やすことで病気にならない環境づくりをしましょう。

患部を除去したり、消毒を繰り返したりすることで、この病気は治ります。

しかし、この病気は擦り傷やかすり傷のようにすぐ治るものではないので根気強い治療が必要です。

まとめ

亀はその病気を自分で治そうとしたり、危険を察知して避けたりすることがほとんどできません。

しかし、そのままほおっておくと悪化してしまい最悪の場合亡くなってしまう可能性があります。

異常を見つけたらすぐに処置を行うことが悪化を防ぐ近道です。

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