亀の水カビ病は本当に恐ろしい病気です。
悪化すれば亡くなってしまうかもしれないのです。
そんな病気に大事な自分の亀がかかってしまったらきっと動揺してしまうかもしれません。
しかし、適切に対処すれば治る病気なのです。
ここでは簡単な治療方法をご紹介します。
あなたの大事なペットが水カビ病になってしまったとき、この治療法を冷静に実践できればあなたの亀は亡くなってしまうことはないでしょう。
水カビ病の治療法
治療の方法は3段階あります。
まず、飼育環境を整えます。
水温を28~30度まで上げてください。
28度以上では水カビ病を発症させる菌は発症しないと言われています。
換水を十分な頻度で行って飼育水を清潔な状態に保つことも重要です。
次に患部を除去します。
ただしこれは甲羅の場合にのみ限られます。
一度水カビ病になった甲羅はもとに戻ることはなく病原菌の温床になるだけなのでカビになってしまった部分を取り除いてしまいます。
歯ブラシで患部をこすると大部分がはがれます。
この時カビでないところまでごしごしこすってしまうと亀を傷つけてしまうので注意が必要です。
最後にイソジン消毒薬で消毒をします。
亀を日光浴させて乾燥させます。
次にイソジンを10倍の水で薄めて患部に塗ります。
そしてまた乾かします。
このような消毒を毎日1回以上行います。
これを一度ではなく何度かすることで水カビ病をなおすことができます。
イソジン消毒薬を使う方法で薬浴という方法もあります。
イソジン消毒薬を水で10倍に薄めてそこに亀を入れ、甲羅にかぶるくらいにするのです。
この方法は全身をまんべんなく消毒できて効果的ですが、危険もあるので十分に注意がする必要があります。
まとめ
このような方法で水カビ病を治すことができます。
この治療法は継続的に行うことが大切です。
完治するまで辛抱して粘り強く治療していかなければならないのです。
そうでないと元に戻ってしまいます。
また、この病気にかかったということは飼育環境に問題があります。
飼育環境を見直すことも必要でしょう。
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