亀には恐ろしい病気がいくつかありますが、その一つに水カビ病があげられます。

水カビ病は不衛生な生活環境のせいで皮膚にカビができてしまう病気です。

悪化すると皮膚がただれてしまい、最悪の場合は亡くなってしまいます。

この病気には家庭でできるいろいろな治療法があります。

その中でもイソジン消毒薬を使った治療が一般的です。

イソジン消毒薬を患部に塗ったり、薄めたイソジン消毒薬に亀を入れて薬浴させたりして治療する方法です。

今回はメチレンブルーでの治療法を紹介します。

亀 水カビ病 メチレンブルー

メチレンブルーとは

メチレンブルーは名前の通り青色でジルメルアニリンとチオ硫酸から合成される塩基性染料であります。

水カビ病は亀だけでなく魚類にもかかる病気なのですが、このメチレンブルーは魚類の水カビ病治療に主に使用されます。

メレチンブルーは水カビ病だけでなく、魚類の病気でよくみられる白点病や尾ぐされ症状にも効果があると言われています。

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治療方法

水カビ病の原因は不衛生な飼育環境にあるので、きれいな水に変えたり、水槽をよく洗ったりして清潔な水槽にすることが一番に大切です。

水槽がきれいになったら微量のメチレンブルーを飼育水にたらします。

10Lに対して1・2摘が目安です。

この微量であれば亀の健康を害する可能性もありませんし、十分水カビの繁殖を防ぐこともできます。

この飼育水は頻繁に変えて清潔な状態を保ちます。

また、2・3倍の水で薄めたメチレンブルーを患部に塗って乾燥させる方法もあります。

薬浴などの方法もありますが、弊害が多く適した方法でないとされています。

メチレンブルーは染料であるため、甲羅のシームを青く染めてしまったり、染料が目に入ってしまったり飲んでしまったり、危険が多くあるのです。

まとめ

水カビ病の治療法はいろいろありますが、イソジン消毒薬を使った治療法が一般的でありメチレンブルーでの治療法はあまり使われていません。

メチレンブルーでも治療する際はその欠点や注意事項を吟味し、慎重な治療が必要です。

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