亀を水槽で飼育するときに用意するものや、注意すべき点はどのようなものでしょうか。
亀が成長していくとどのような問題が発生するのか調べてみたいと思います。
亀を水槽で飼育する
亀を飼育するとき、飼育場所として一般的に水槽がよく使用されています。
飼育に必要なものは、水槽の他に紫外線照射用の蛍光灯、温度調節用のスポットライト、餌入れの容器、水入れの容器、日陰を作るための鉢石、水槽内の気温を測定する温度計です。
水槽内には砂や砂利を敷きます。
ペットとしてよく飼われているクサガメ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメを飼育する場合は、自然に近い状態をつくるために水槽の中に水場を作ります。
水場は水槽の広さの3分の1程度の広さとして水を張り込みます。
水温を管理できるように水中ヒータとサーモスタットを使用します。
中の水は食べかすや排泄物で汚れますから定期的に交換します。
蛍光灯やスポットライトは水槽の上に設置します。
蛍光灯やスッポトライトはタイマーを用いて入り切りするようにすると日常の管理が容易になります。
亀が生育するのに適した気温は20～30℃です。
亀は変温動物ですから自分自身で温度調節ができませんので、スポットライトや水中ヒータで亀の体温を直接温めたり、水を温めたりする必要があるのです。
亀はビタミンDを日光浴によって体内で生成しますから日光浴を欠かすことができません。
日光浴ができない場所では蛍光灯によって紫外線を浴びせる必要があります。
亀の成長に伴う問題
亀は成長して成体になると配偶者を求めます。
水槽を這い上って乗り越え、外へ逃げ出すことがあります。
逃げ出したら探し出すのに苦労することになります。
最悪の場合、見つけ出すことができないことになります。
脱出を防止するために水槽の上を金網などで塞ぐことが必要です。
まとめ
亀を飼育するとき、水槽を使用すると飼いやすいことがよく分かりました。
亀が成長して成体になると水槽から逃げ出す危険性があることも分かりました。
水槽から逃げ出した亀が交通事故に遭うと可哀そうですから脱出防止用の金網やネットも必要です。
今のあなたにおすすめの記事
