カメを飼っていると掃除が大変だ、という方が多いようです。
冬眠もするし、おとなしいし、そんなことないんじゃないかと思うのは、失礼かも知れませんね。
カメの飼育では、水槽の掃除が本当に大変なようです。
汚れた水槽を、洗剤でゴシゴシ磨いて出来あがり!と、そう簡単にはいかないようです。
カメの水槽の掃除に洗剤は使ってもいいのでしょうか?
カメの水槽の掃除の簡単な手順と共に、調べていきます。
カメの水槽の掃除の手順
とにかくカメがいる水槽内は、すぐに汚れます。
水は出来れば毎日、無理なら3日に1回水換えし、綺麗にします。
その水換えのついでに、一週間に1回程度は、水槽の掃除をすることが望ましいとされています。
頻繁に水換えしていても、水槽自体に付着した汚れは残ったままですので、それが蓄積され、汚れが目立って、水槽の透明度が悪くなります。
見た目のみならず、カメの健康にも影響しますので、水槽の掃除もしっかり行う必要があります。
人それぞれ、カメそれぞれ?に掃除の仕方はありますが、多くの方が実践されているカメの水槽の掃除は、次のような手順です。
- まず、カメをバケツ等に移動させます。この時、カメをバケツに入れず、日光浴や庭をお散歩させる方も多いようです。
- 水槽に着けてある物を外します。水槽内のフィルターや陸場、アクセサリー等、全て取り出します。
- 水を捨てます。水槽が大きく持てない場合は、水をポンプで吸い上げて捨てます。
- 水槽内から出した物の汚れを、スポンジや歯ブラシ等で綺麗にします。濾過フィルターを使用している場合は、フィルターの内部も綺麗にします。
- 水槽自体の汚れをスポンジ等で綺麗に落としていきます。側面の汚れがひどい場合は、たわしでこすったり、角の汚れ等を歯ブラシで掻きだしたりするのも良いそうです。カメの体の汚れがひどい時にも、柔らかいスポンジで優しくこすると、綺麗になるそうですが、こすり過ぎに十分注意して下さい。
- 水槽に綺麗な水を入れ、水槽内を元の状態にし、カメを戻します。
以上、簡単にまとめてみましたが、これを一週間に1回するのは、根気がいりますね。
洗剤の有無
カメの水槽を洗うのに、洗剤がいるのかどうかですが、ほとんどの方は、洗剤を使用していないようです。
中性洗剤を薄めた物や、野菜に使える洗剤等を使用している方も中にはおられましたが、泡切れが悪い、流し切れなかった洗剤をカメが飲むと大変等の理由で、洗剤を使わないという意見が多く見られました。
まとめ
カメの水槽の掃除は時間も手間もかかり、大変だということがわかりました。
水換えだけでも大変なのに、水槽の汚れを週に1回、それも、ひどい汚れを洗剤なしで綺麗にすることは、容易ではありません。
よっぽどカメが好きでないと出来ないことです。
カメを飼っている方はきっと、掃除の大変さなど厭わない程にカメが好きだから、一緒に暮らしている、ということなのでしょうね。
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