活発で可愛い動きをする亀の赤ちゃんですが、亀の赤ちゃんの飼育に適した水槽の水深を調べてみました。
安全で快適な環境の飼育環境で亀がすくすく育つと良いと思います。
亀の赤ちゃんについて
親亀と同じ姿で産まれてくる亀の赤ちゃん。
生まれて直ぐに元気に動きまわり可愛らしい仕草で愛嬌を振りまきます。
餌も親亀と同じ物を食べられ、自然界では産まれるとそのまま自分で生きる為に自立します。
可愛らしいですが逞しいですね。
水棲の亀の赤ちゃんについて
もちろんウミガメやミシシッピアカミミガメ等水棲の亀の赤ちゃんには習わずとも泳ぐ事が出来ます。
特にウミガメは足の形が舟のオールの様な形で泳ぎやすくなっており、また甲羅の高さも低く水の抵抗が少なくなっています。
水辺に棲む多くの亀もウミガメほど泳ぎやすい足を持ってはいませんが、指と指の間に水かきがあり泳ぎが出来る様になっています。
しかし、同じ水棲の亀でもイシガメやクサガメの赤ちゃんは余り泳ぎが得意ではありません。
その為水槽の水深が赤ちゃんの体に比べて深過ぎると溺れてしまうことがあります。
亀の赤ちゃんにとって適度な水槽の水深について
それでは亀の赤ちゃんにとって丁度良い水槽の水深はどれ位が良いのでしょうか?
ウミガメなど元々泳ぎが得意な亀の赤ちゃんには初めから親亀と同じ、水族館で見る様な大型の水槽にたっぷりと水の入った深い水深の環境で問題無いでしょう。
しかし、一般にペットとして飼われている海ではなく河川や沼地に棲む亀の赤ちゃんにとっては深過ぎる水深は危険な環境になってしまいます。
イシガメやクサガメの様に泳ぎが得意ではない亀の赤ちゃんにとってはより溺れてしまう危険性が高まります。
そこで理想的な水深は色々な説がありますが、亀の赤ちゃんの甲羅の高さの3倍程度が良いとされています。
甲羅の高さが2センチとしても水深は6センチ。
また万が一亀の赤ちゃんがひっくり返ってしまっても自力で起き上がれるように底面の砂利に高低差をつけて敷いたり、亀が掴まれる流木や石を入れておくと良いと思います。
しかし、亀の赤ちゃんの泳ぎの上手さも個体差もあるので、どうしても心配な時は甲羅のてっぺんが水面から顔を出すくらいに水深を浅くした水槽で飼うようにすると良いと思います。
この水深を保った水槽であれば底面の砂利に亀の赤ちゃんの足が届くので溺れる危険性がかなり減ります。
亀の赤ちゃんが成長して行くにつれて水深も深くしていけば良いでしょう。
まとめ
水棲の亀は元々泳げる様な体の構造をしていますが、イシガメやクサガメの様に泳ぎが得意ではない亀もいます。
また、同じ種類の亀でも泳ぎの上手さに個体差もあるので、亀に合わせた環境作りが大切だと思いました。
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