亀を飼育していると、いろいろな場面で「病気なのかもしれない…」と思うことがあります。

出血を伴う怪我などの場合、既に病気、または感染症などにこれからかかってしまうという可能性も十分にありえます。

今回は亀によくある病気、出血の危険性について調べました。

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亀の出血を伴う病気と症状

では、亀がよくかかってしまう出血を伴う病気とその症状について見ていきましょう。

一般的によく見られるのは、甲羅からの出血です。

出血をともなわない甲羅の傷や欠けは、亀自身も痛みはなく、また甲羅自体も時間はかかりますが放っておいても自然に再生します。

しかし、甲羅の上部あたりを傷つけてしまった場合、出血をすることがあります。

この出血は、見つけたらなるべく早めに消毒での対処が望ましいでしょう。

なぜならその傷口を放っておくと、化膿してしまう危険性があるためです。

飼育しているケージの中に水があればその水の中の雑菌が化膿を促進させてしまう場合もあるでしょう。

イソジンなど市販の消毒剤を使用して傷がよくなるまで対処してあげましょう。

そしてもう一つ出血に関わる症状としては、陰茎の脱出があります。

これは当然ながらオスの亀に表れるもので、総排出口から出てしまった陰茎が戻らなくなってしまう症状です。

亀自身は陰茎が戻っていなくても歩いてしまうため、地面に擦れて出血してしまいます。

その見た目から腸が飛び出しているようにも見えるため、脱腸と間違われることが良くあります。

こちらも見つけ次第早急に対処すべきでしょう。

陰茎の脱出が起きた場合は必ず獣医さんに連れて行ってあげましょう。

適切な処置が遅れてしまうと、傷口から雑菌が侵入して、細菌感染の可能性が高まってしまいます。

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まとめ

亀は基本的に非常にタフな生き物です。

しかし、適切な飼育環境を整えてあげず、長期間劣悪な環境だと、雑菌が繁殖したり、体を傷つけやすくなります。

ちょっとした外傷でも化膿が進み致命的なものになることはありますし、対処が遅れることで、感染症などにかかってしまうこともよくあります。

必ず、責任と愛情を持って亀と生活できるように心がけましょう。

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