クサガメの幼体はゼニガメとして売られていて、ペットとして多く飼育されています。
クサガメは大韓民国、中華人民共和国、香港、日本に分布しています。
元々日本には生息していなく、何者かによって持ち込まれたとされています。
流れの緩やかな河川や湖、池沼、水たまり、水田などにも生息しています。
昼に活動して夜に眠りますが、真夏の暑い時は夜に行動をします。
食性は肉性の雑食です。
クサガメの名前の由来は、草のような模様があるからという説と、天敵に襲われた時に臭いにおいを発するという説があります。
飼育下においては、この臭いを発することはないようです。
クサガメのオスとメスの大きさ
クサガメのオスは成長と共に首の横の模様が消えて真っ黒になります。
目の白目部分まで黒くなる場合があります。
クサガメのオスはメスよりも小さく15cm前後です。
それに比べてメスは20cm以上30cm前後まで大きくなります。
クサガメは長生きです。
寿命は20年~40年以上で、長寿の決め手は生後2年くらいと言われています。
幼ガメの時にしっかりと環境を整えてあげるのが大事です。
クサガメの性格と水の温度
クサガメの性格は、温厚で人に慣れるのが特徴です。
攻撃力が弱く、神経質で臆病です。
日光浴を好みます。
水の中で餌を食べ、水分を摂り、排泄をするので水が汚れやすいのです。
水が汚れたままにすると、病気にかかりやすく、水に入らなくことがあります。
水に入らなくなるとクサガメにとって命にも関わることになります。
常に綺麗な水に取り替えてあげましょう。
水温は23℃から25℃の水温を保ってあげてください。
クサガメは陸でも水の中でも活発に動き回ります。
たくさん運動させてストレス発散させてあげましょう。
ウンキュウとは?
クサガメとニホンイシガメの雑種をウンキュウと呼ばれています。
ウンキュウはクサガメに近いものと、ニホンイシガメに近いものと様々です。
自然界に置いて、ニホンイシガメが絶滅に追い込まれる恐れもあります。
まとめ
クサガメはオスよりメスの方が大きくなります。
幼ガメの時は見分けができませんが、大きくなると大きさだけですぐに見分けができるようになります。
性格は温厚でフレンドリーでペットとしては飼育しやすい動物です。
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