飼育はしやすいが、繁殖、産卵となると難易度はあがると言われるクサガメ。

それは要所要所に頑張りどころとなるポイントがあるからです。

無事クサガメの繁殖活動を確認できたら飼い主さんは、産卵場所を整える必要があります。

この記事では、クサガメの産卵床の作り方についてまとめています。

クサガメ 産卵床 作り方

メスが産卵に集中できる環境を作る

クサガメの飼育下での繁殖で、最も難しいと言われる繁殖のための行為を無事確認することができたら、メスはオスから離して単独にしてあげます。

そのまま一緒にいるとメスにとってストレスになるようです。

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クサガメの産卵床の作り方

クサガメは土に穴を掘って産卵します。

水場と土のある庭などでクサガメを飼っている場合は必要ないと思いますが、室内飼いの場合は、産卵できる場所を作ってあげる必要があります。

メスは産卵が近づくと陸上部分で過ごすことが多くなるので、産卵行動をする前に用意をします。

用意する物

産卵床のために必要なものは、ざっくり言うと以下になります。

  1. 土を入れられる容器
  2. カメが容器に出入りする橋にする板

などです。

作り方は、②に深さが30㎝ほどになるよう土を入れて、③をかけるです。

≪土≫

特に、この土!という決まりはありませんが、水はけが良く、硬めの土が好ましいようです。

シャベルなどで叩いて硬くしてもいいです。

肥料が添加されていない園芸用の土、(腐葉土、黒土、赤玉などを混ぜて使う)が入手しやすいです。

≪容器≫

室内であれば、プラの衣装ケース、雨がかかるベランダでの飼育であれば、大きめのプランターなど。

大きさはカメの大きさによりますが、広さはカメの大きさの2倍ほどあればいいでしょう。

肝心なのは深さです。

土の深さは30㎝ほどになるようにしますので、それ以上の深さのものを用意します。

≪カメが出入りするための橋となる板≫

材質は木でもプラでも構いませんが、カメが登りやすいように、滑りやすい材質の場合は、上に人工芝などを置いてあげると出入りしやすくなります。

まとめ

カメは産卵場所となる土の上でなくても、産卵の前兆行動として穴を掘るなどの行動をします。

そして時期になれば土の上以外の場所でも水の中でも産卵します。

(前兆のないまま産卵する時もあります)

水中で産卵した場合、孵化率は格段に下がります。

一番の心配は「卵詰まり」という病気です。

卵詰まりを予防するためにも産卵環境を整えてあげることは重要です。

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