ゼニガメの名前で知られているクサガメ。
少し前まではクサガメと似ているイシガメの幼体がゼニガメと呼ばれていましたが、生息数が減ってきた為、似ているクサガメの幼体がゼニガメと言われる様になりました。
そんなクサガメの特徴とも言える顔や首の模様ですが、どんな秘密があるのか。
今回は模様や特徴について紹介したいと思います。
クサガメは顔の周りに模様がある
飼育がしやすいと人気の高いクサガメですが、主な特徴としてあげられるのは背中に背負っている石の様に硬い黒い甲羅と目の下や首回りにはいってる黄色い線ですよね?
クサガメの黄色い線はどの様な模様が入っているのか?
特徴の黄色い線について探ってみましょう。
黄色い線
クサガメは目の下辺りから黄色い線が入っています。
クサガメの個体によって模様にも違いがありますが、多くのクサガメは目の下辺りから首にかけて目立つ黄色い線が入っていて良く見ると手足などにも黄色い模様がついている個体もいます。
クサガメの首の模様
目の下辺りから黄色い模様が目立つクサガメですが、首にも模様が入っています。
多くは首から胴体へ向けて真っ直ぐ入る黄色いラインや、ギリシャ文字の様な模様が首の中間に見えてきます。
また黄色い線が多い個体や少ない個体の他に真っ黒に黒化した個体までいます。
クサガメの特徴
クサガメの特徴はオスとメスの体の大きさが違う事です。
オスよりメスの個体の方が大きくなっていくので成長していくとハッキリと差が分かってきます。
他にはイシガメの様に歩き回るカメとは違い泳いで移動する事が多く見られます。
オスとメスで違う?
クサガメの黄色い線はオスとメスで違いがあるのか?
そんな疑問を持ちませんか?
実は多くのクサガメはオスとメスで成長していくと違いが出てくると言われています。
オスは成長していくと真っ黒に黒化が進み、黄色い線が消えたり薄くなったりします。
メスは成長しても黄色い線は消える事はなく、そのまま成長していきます。
メスも稀に黒化する個体がいるので全てのクサガメに共通することではありませんが、多くはメスは黄色い線が残ったまま成長すると言われています。
クサガメは草亀?臭亀?
クサガメの名前ですが、草亀か臭亀か考えた事はありませんか?
草の様な模様があるから草亀と言う説もありますが、外敵から身を守る為にくさい匂いを出す事から臭亀と呼ばれる説があります。
実際にクサガメには臭腺から匂いを出し外敵などから身を守るので臭亀の方が有力な説かも知れません。
まとめ
クサガメの模様や特徴について紹介しましたがいかがでしたか?
今回のまとめは、
- 顔や首に黄色い線がある
- メスは黄色い線が消えずに残る
- オスよりメスの方が大きい
などになります。
臭亀の由来にもなっている臭腺からくさい匂いを出すのは外敵から身を守る為に出しますが、飼育下では攻撃をしない限り匂いを出す事はありませんので気にしなくても良いでしょう。
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