クサガメは値段も手ごろで、飼い方も簡単な動物ですが、その繁殖はなかなか難しいと言われています。
クサガメを上手に産卵孵化させるにはどのようにしたらよいのでしょうか!?
そしてその適した温度は何度くらいなのでしょうか?
調べてみました。
クサガメが産卵して孵化する条件
クサガメに産卵させるには、オスとメスの相性が問題です。
相性が悪い場合は相手をチェンジしてみることも大事です。
オスとメスを一緒にするのは春先です。
クサガメの産卵時期は5月の半ばごろから6月頃です。
メスだけにして浅い水辺と広くスペースを取った柔らかい砂場を整えてあげます。
条件2 冬眠
人間が飼育しているクサガメは、ヒーターなど使い冬眠しないのが一般的ですが、冬眠をしないと季節を感じられないので、たっぷりと冬眠をさせてあげるのが大事なことです。
夏場に十分な栄養を与えて、冬眠に必要な体力をつけてあげましょう。
条件3 クサガメが産卵に適した温度
クサガメの卵を孵化させるのに、孵化器を使うと確率が高くなりますが、孵化器を使わない場合の温度は26℃~30℃に管理することが大事です。
湿度も大切なので湿らせた水苔の上に卵を置いてあげます。
たまに霧吹きで湿らせてあげましょう。
卵は、必ず産んだままの上下で置いてあげます。
産卵した後のメスは良く食べます。
産卵後は体力を使い果たしていますので、栄養のあるものをたっぷり与えてあげてください。
オスとメスの産み分けについて
クサガメは、卵の時点でまだ性別が決まっていません。
染色体がないのです。
オスメスは管理温度で決まります。
26℃から27℃ではオスになります。
28℃から29℃ではどちらも生まれる可能性があります。
30℃ですとメスが生まれます。
これは殆どのカメに当てはまあることです。
カメは飼育しやすい動物です。
ポイントを押さえると上手くいきます。
まとめ
クサガメはとても飼いやすく世話のかからないペットですが、産卵、孵化となるとなかなか難しいようです。
孵化させるには孵化器を使うと確率は高くなりますが、使わない場合は温度26℃~30℃で、湿度にも気を付けて孵化させてあげましょう。
オスとメスを生み分けたい場合は、孵化させる温度で産み分けができます。
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