爬虫類の専門店でゼニガメを購入し大きく育てたら次の楽しみと言えば産卵ですよね。
卵からの飼育って何故かワクワクします。
産卵して孵化させようと頑張っても上手くいかずに失敗を繰り返す人も多いと思いますが、そもそも産卵した卵は有精卵なのか。
そんな疑問を持った事はありませんか?
そこでクサガメの卵が有精卵か無精卵かを見分ける方法など紹介したいと思います。
クサガメの子が産まれる卵の見分け方
クサガメを飼っていると自分で繁殖させたくなりますよね。
クサガメが産卵をして初めて卵を見た時はとても感動する事が出来ます。
しっかりと産卵のための環境が整えられればクサガメは比較的、カメの中でも繁殖させやすいカメなので楽しめるでしょう。
でも、産卵した卵が子供になる卵かどうか?
有精卵か無精卵を調べるにはどうしたら良いのか?
産卵した卵が有精卵か無精卵を見分ける方法を調べてみました。
無精卵と有精卵とは?
産卵したけど産卵した卵が全て孵化して子ガメが出てくる訳ではありません。
中には成長しきれず孵化する事が出来ないものや、そもそも子供にならない無精卵だったりします。
では無精卵と有精卵って何が違うのか?
無精卵はただの卵で有精卵は孵化する卵です。
繁殖時に受精した卵は有精卵と呼び孵化する卵になります。
無精卵と有精卵の見分け方
産卵した卵は2日ほどすると見分ける事が可能になります。
見分け方としては卵を光に当てて見る方法が1番、分かりやすい方法です。
有精卵は光に透かして見ると透明感のある卵で白く濁り始めてきます。
それに対して無精卵は光に透かしてみてもオレンジ色が全体に見えるので判断しやすくなります。
繁殖・産卵時期について
クサガメの繁殖時期は暖かくなってくる春先ころからで産卵時期としては5月終わり頃から6月にかけてが多くみられます。
産卵時期を迎える前にメスのクサガメは産卵へ向けて体力をつける為に多く餌を食べます。
餌の食べる量が少なくなってくると産卵する時期が近いと言えるでしょう。
発情させる為には?
クサガメを発情させる為には普通に飼育していてはダメです。
発情させるには季節を感じさせる為に冬眠をさせなければなりません。
冬眠し暖かくなってくふ春先に冬眠から目覚めて発情期を迎え繁殖期になります。
それから5月の終わり頃から6月に産卵と繋がっていきます。
孵化率をあげる方法
産卵した卵を孵化させる為には温度管理がとてみ重要になってきますので注意をしなければなりません。
孵化する為の温度としては28度前後をキープさせるようにしておきましょう。
オスとメスの産み分けは可能!?
実はクサガメの産卵ではオスとメスを産み分ける事が出来ると言われています。
方法としてはオスが欲しい場合は26〜27度に合わせ孵化させると全てオスと言われており、メスの場合は30度にしておくとメスになると言われています。
その間の28〜29度にしておくと半々で産まれる面白い生態です。
産卵したばかりの卵は染色体を持っていない物が多く温度に依存すると言われています。
これを温度依存性決定と言われており一部のワニやカメに見られるとされています。
まとめ
クサガメの有精卵と無精卵の見分け方について紹介しましたがどうでしたか?
今回のまとめは、
- 産卵した卵は全てが有精卵とは限らない
- 見分け方は光を当てて白く濁ってるかどうか
- 発情させるには冬眠が必要
- 孵化させるには温度管理が大事
- オスとメスは産み分けられる
などです。
発情期に上手く接合した卵は5月の終わりから6月にかけて産卵をしますが、どれが接合している卵なのか気になりますよね?
そんな時は光に当てて白く濁ってるかオレンジのままかを見極めると分かります。
産卵してから2日もすれば見る事ができるので試しに確認してみてはいかがでしょうか?
今のあなたにおすすめの記事