川や池を見ているとカメが泳いでいるのを見かけたことがあるかと思います。
野生のクサガメは川や池に生息しており、甲羅干しをするために陸に上がります。
産卵する時も陸に上がり、穴を掘って産みますが水辺には外敵が多く、孵化するのはなかなか難しく、孵化しても食べられてしまうことが多いのです。
ここではクサガメの産卵の時期や、年齢についてご紹介していきましょう。
クサガメの産卵の時期はいつ頃なの!?
ペアで飼育されている方はおわかりかもしれませんが、クサガメは水槽内では水中に産卵します。
その時期は梅雨から夏にかけての6月から7月です。
産卵前の5月くらいになるとメスのカメは餌をたくさん食べて、お腹の中の卵に栄養を与えます。
急に餌を食べなくなり元気もなくなり、暴れたりするような行動があると産卵の前兆となるので毎日毎日しっかりと観察します。
水槽内で飼育する際には穴を掘るような場所も無いので、水中に卵を産みます。
クサガメの産卵する年齢があるの!?
クサガメはだいたい4歳から5歳から卵を産むようになります。
メスはオスがいなくとも産卵はしますが、無精卵なので孵化することはありません。
見つけたら水槽から取り除き処分してください。
卵を親ガメが食べることもあり、放ったままですと卵が腐ってしまい何にも良いことはありません。
有精卵であるなら取り出して孵化器にいれて人工孵化させます。
しかし、中にはメスであっても卵を産まないクサガメもいます。
有精卵か無精卵か見分けるには1週間すると卵の色がが白く濁ります。
これが有精卵なのですが、無精卵はずっと変化しないので見分け方はかんたんです。
まとめ
このようにクサガメの産卵時期と、産卵を始める年齢についておわかりいただけたかと思います。
産卵前にはメスのクサガメには前兆があり、メス単体で飼育していても産卵しますが孵化しない無精卵なのです。
産卵時期にはしっかりと観察してあげましょう。
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