ニホンイシガメは人懐っこい性格と飼育のしやすさから、昔からペットとして親しまれてきたようです。
飼育環境は飼育ケースに水場と陸場を用意してあげると良いでしょう。
ニホンイシガメは水場を好んでいるため、水場だけ用意してしまうケースがあるようですが、皮膚病や甲羅などを固くするためのビタミンD生成のため、陸場で日光をしっかり浴びる必要があるとされ、飼育する場合でも、水につからない陸地が必要となってくると言われています。
そんな、ニホンイシガメが長く居る水場の、水深や水温などについて調べてみました。
ニホンイシガメの飼育に適した水温とは?
屋内で飼育する場合、冬眠させないような水温に保つ必要があるとされています。
水温が15度を下回ると冬眠することがあるようなので、冬季はペット用のヒーターなどで暖めてあげるようにすると良いでしょう。
夏季は水温が高くなりすぎると病気にかかりやすくなるとされているため、25度を超えないように水をこまめに換えてあげると良いでしょう。
温度調節できる装置がある場合は、20度前後で通年過ごせるようにすると良いと言われています。
屋外での飼育では水温調整が難しいとされていますが、水温が28度を超えたり、10度を下回ってしまうと、体調を崩しやすくなるようなので、そうした時には一時的に屋内で飼育することを検討するとよいでしょう。
ニホンイシガメの飼育に必要な水深は?
ニホンイシガメの飼育では、水深を浅くしてしまうと水が早く汚れてしまうなどのデメリットがあるようです。
そのため、深さは飼育するニホンイシガメが首を伸ばしてちょうど鼻先が出るくらいの深さにしておくと良いでしょう。
また、そのくらいの深さにしておくと、ニホンイシガメがしっかりと泳げるため、健康面でも良いようです。
イシガメベビーも大きくなってきたので今日からレンガを置いて水深を深くしました。
イシガメの水深は深い方がいいのです。#ニホンイシガメ #イシガメファーム #mauremysjaponica #turtles pic.twitter.com/ZOxtpJzdm1— イシガメファーム🐢 (@ishigamefarm) 2018年3月30日
まとめ
水温や水深について、それほど過敏になる必要はないようですが、雪が降り積もってしまうような地域や、非常に暑くなってしまうような地域で飼育する場合は、一時的に屋内へ移動できるような準備をしておくと良いでしょう。
今のあなたにおすすめの記事