ミシシッピニオイガメは小型で性格も温厚なため、初心者でも飼育しやすいカメです。

特にベビーは体長が2㎝ほどしかないので、狭い飼育スペースでも育てることができると人気があります。

ただし、成長した個体と違い、ベビーはしっかり管理しないと病気になりやすいと言われています。

そこで、今回の記事では、ミシシッピニオイガメのベビーの飼い方や餌について説明したいと思います。

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ミシシッピニオイガメのベビーの飼い方

ミシシッピニオイガメは成長しても10㎝前後、ベビー(幼体)は2㎝位の小さなカメです。

そのため、終生60㎝の小型の水槽で飼育できると言われています。

ベビーから飼い始める場合には、45㎝水槽やプラケース、飼育キットなどで飼育することもできるそうです。

ベビーの飼育には、日光浴や休憩に必要な小さめの陸場、身を隠すことができる水棲生物用のシェルター、水温を保つ水中ヒーターなどが必要とされています。

特にベビーは寒さに弱いため、適温を保つための水中ヒーターが不可欠だと言われています。

野生のミシシッピニオイガメは夜行性のため、あまり日光浴を必要としないそうです。

カメ類の中でも紫外線の要求量は少ない種だとされていますが、ベビーの時に紫外線が不足するとクル病になることがあるそうです。

そのため、ベビーの甲羅の成長が止まるまでの、生後1~2年の間は毎日日光浴をさせることが大切です。

室内で飼育する場合は水槽全体に紫外線ライト、日光浴用の陸場にバスキングライトを照射させてあげましょう。

成長が止まったら、紫外線はあまり必要としないため、飼育ケースを日陰に置いておく程度で良いと言われています。

ミシシッピニオイガメは水棲傾向が強く、陸地に上がることが少ないと言われているため、寒さに弱いベビー時には水温を高めに設定しておく必要があります。

活発に動き回る適温は25℃と言われ、温度を保つ水中ヒーターで常に管理することが大切です。

また、ミシシッピニオイガメのベビーは水質が悪くなると皮膚病にかかりやすいと言われ、甲羅に藻が生えることも多いそうです。

こまめに清掃、水換えを行うか、カメ用の濾過フィルターで水質を保つよう注意しましょう。

ミシシッピニオイガメはカメの中でも比較的寒さに強いため、成体になると野外飼育や冬眠も可能だと言われています。

ただし、ベビーは寒さに弱いので、冬眠はさせず、1年中室内で保温飼育しなければならないそうです。

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ミシシッピニオイガメのベビーにおすすめの餌は?

ミシシッピニオイガメをベビーから飼育する場合、なかなか餌を食べてくれないことがあるそうです。

まずは、購入したペットショップで与えていた人工飼料を与えるのが一番ですが、食いつきが悪い場合には生餌や乾燥エビなどを与えて様子を見てみると良いそうです。

また、人工飼料を餌と認識していない場合もあるそうですので、小さめのタッパーに浅く水を張り人工飼料を入れて餌と認識させると言う方法も効果があると言われています。

ミシシッピニオイガメはもともと雑食性で何でもよく食べる種ですので、環境に慣れれば人工飼料を主食で与えるのが、栄養バランス的に一番良いそうです。

まとめ

ミシシッピニオイガメに限らず、生まれたばかりの個体は様々な影響から病気などになりやすいので注意が必要です。

給餌や清掃、温度管理など毎日のケアが重要ですから、ケアできる準備が整ってから迎え入れるようにしましょう。

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