亀は甲羅と背骨が一体しています。
甲羅を持ったまま生まれ、甲羅も一緒に大きくなっていきます。
甲羅がないと亀は生きていくことができません。
亀の甲羅の中身とは?
1度は考えたことがあるでしょうか。
亀の甲羅をみていると、もしかして甲羅から身体がすっぽり抜けたりするのかななんて思ったことがありました。
実際は甲羅と体はくっついているので絶対にはずせません。
甲羅の中には肺や内臓があります。
背骨は甲羅の部分を伝いにアーチ型で大きな空洞になっています。
外部から身を守るため全体をを甲羅の中に入れるスペースとなっています。
首や手足がでている部分は皮膚で覆われています。
甲羅は体全体を守るためのものなのです。
亀の甲羅干しについて
亀は体温調節が苦手な変温動物です。
体温が低いと弱ってしまいます。
日光浴は亀の健康を守るために必要なものです。
骨や甲羅を維持するためには毎日紫外線をたっぷり浴びなければなりません。
亀が大きな石の上で甲羅干しをしている姿を見たことがありますか?
全然動く気配がなく、ただじーっとしています。
甲羅干しをすることで、血液の循環を良くし、体を温めています。
紫外線には除菌作用がありますので、様々な寄生虫から身を守ることができ、甲羅と共に皮膚も乾燥させることができるので菌をなくすことができます。
甲羅干しをしないと甲羅が曲がってしまったり歪んでしまうという病気にかかりやすくなります。
太陽の紫外線で栄養を取り(ビタミンD)カルシウムの吸収を促進しています。
骨格形成に必要不可欠です。
亀で水棲型のものはほとんど水中で生活していますので甲羅干しはしないということです。
まとめ
亀の甲羅は背骨と一体化しており、中には肺や内臓がある。
甲羅は外すことは不可、はずすと亡くなってしまいます。
亀は変温動物である。
甲羅干しは亀の健康を維持するためにも大切である。
太陽の紫外線は骨格形成に必要不可欠である。
水棲型の亀は甲羅干しはしない。
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