亀を飼育していると時々遭遇するトラブルの一つに「甲羅からの出血」があります。
亀の甲羅から出血って、そもそも何でそんなことが起きるのか、原因は?大丈夫なの?
今回は、亀の甲羅からの出血に関して調べてみました。
亀の甲羅から出血するのはどんな時?
亀の甲羅は一見石のように硬そうで、出血なんてすることなさそうですよね?
確かに、亀の甲羅は頑丈でいて、かつ少々傷ついても、亀自身は痛くもなんともありません。
そもそも亀が甲羅を傷つけてしまうのはどんな時かというと、甲羅より固いもの、例えばコンクリートや岩、ブロックなど甲羅よりも固いものにぶつけたり擦れた時に傷つきます。
亀は、狭いところが好きなこともあって、少々幅が狭く通りにくいところであっても無理やり通ろうとすることが良くあります。
そんな時に、亀自身気がつかないうちに傷つけてしまうようですね。
亀の甲羅から出血していた時の対処法
亀の甲羅は、場所によっては出血しません。
緑甲板が欠けたり削れたりした程度では、亀も痛くありませんし、時間はかかるでしょうが、しだいに再生もします。
しかし、甲羅の上部あたりを傷つけた場合、痛みや出血を伴います。
もし出血しているのを発見した場合には、必ず早めに消毒をしてあげましょう。
傷口が化膿する恐れがありますので、温浴などをさせた後、マキロンやイソジンなどで消毒を行うようにしてください。
毎日消毒を続けていれば出血がなくなり傷が消えるでしょう。
また、甲羅からの出血と言っても、点のように小さな範囲での出血であれば、上記のように消毒を続けていれば化膿も防ぎながら完治させることができます。
しかし、亀の甲羅が広範囲に割れてしまったりしていた場合の出血は、消毒だけでは対処できないでしょう。
甲羅が取れてしまいそうな重症の場合には、感染症にかかってしまう恐れもありますので、早急に獣医さんに相談するようにしましょう。
まとめ
亀の甲羅は基本的に硬く丈夫です。
少々の傷ではなんともありません。
しかし、甲羅から出血している場合には、必ず消毒をし、化膿を防止してあげましょう。
また、自分では対処できないほどの出血であれば、早急に獣医さんに診てもうらうようにしましょう。
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