カメのペットとしてポピュラーな存在の「クサガメ」は初心者でも飼育はやさしいと言われています。
そんなクサガメでも、飼育する際は色々と用意するものはあります。
また、クサガメは、どんな風に飼育するのでしょうか。
この記事では、クサガメの室内飼いについてまとめています。
クサガメの飼い方は?
まずクサガメの飼育には、屋内飼育と屋外飼育があります。
屋外飼育の方は、お庭やベランダなどで飼育されています。
どちらにもメリット、デメリットがあります。
屋内(室内)飼育と屋外飼育のメリットとデメリット
【屋内飼育のメリット】
- 外敵に襲われることがない(室内で他の動物を飼っていない場合)
- カメの観察がしやすい
- 冬眠をさせなくてもいい
- 夏でも水質管理がしやすい
【屋内飼育のデメリット】
- 日光浴がしずらいので、ライトなど器具が必要になる
- 冬眠が必要となる繁殖は難しい
【屋外飼育のメリット】
- 保温器具やライトなどが必要ない
- 広い場所で飼育できる(環境による)
- 繁殖に必要な冬眠ができる
【屋外飼育のデメリット】
- 外敵に襲われる危険がある
- カメが脱走する恐れがある
- カメの観察が難しくなる
- 水質管理が難しい
- 夏は熱中症になりやすい
クサガメの室内飼育で必要なものは?
クサガメを室内(屋内)飼育する時に最低限必要なものは、以下のものになります。
- カメの餌(栄養バランスの良い人工飼料がおすすめです)
- 水槽(カメの甲羅の長さの4倍程度の大きさが望ましいです)
- カメの陸地にできるもの(扱いやすいレンガや石、市販のカメ用浮島などがおすすめです)
- バスキングライト、紫外線ライト(室内で日光浴の代わりに必要なものです)
- ヒーター(水中に入れて水温を保つために必要です)
水槽はアクアリウム用の水槽でなくても大丈夫です。
半透明の衣装ケースを用いる方もいますが、工具などを収納する半透明タイプのボックスコンテナの方が丈夫なのでおすすめです。
まとめ
クサガメは日本の野生下にも生息しているカメなので(数は減少していると言われています)屋外でも飼育できますが、外敵に襲われることと脱走の恐れがあるというデメリットが大きいです。
また、屋外では冬は冬眠をしますが、冬眠にはリスクがあります。
初心者さんがクサガメを飼育する場合は、室内飼育の方が飼育しやすいでしょう。
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