ミドリガメの正式名称はミシシッピアカミミガメで、北米及び南米が原産地のカメです。

現在日本で最も多くペットとして飼われているカメと言われています。

爬虫類であり変温動物であるミドリガメは、外気温・水温によって活動量が変わってきます。

水温が20~25℃の場合、食欲もあり活発な動きをします。

しかし、温度が下がり5~10℃程度になると冬眠を始めます。

川や家の水槽等の水があるところで生活しているイメージのミドリガメですが、陸それも土の中で冬眠することもあります。

では、どのような土を使用し冬眠するのでしょうか?

ミドリガメ 冬眠 土 落ち葉

冬眠に使用する土について

ミドリガメの冬眠時に使用する土ですが、柔らかい土や砂を使用し、砂場や山にある土等ではなく市販されている飼育用の土を使用しましょう。

ここで大事なポイントとしては保湿です。

どれだけ良い土や砂を使用したとしても、乾燥しているとミドリガメも乾燥してしまいます。

その為、乾燥しないように湿り気のある土にして下さい。

また、定期的に水分を与え、乾燥させないように注意しましょう。

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冬眠に落ち葉は必要なのか?

冬眠する際、水槽に落ち葉を詰めることや落ち葉がたくさんある環境を作ることはとても大事なことなのです。

ミドリガメは明るい場所では半冬眠状態になってしまう為、暗い環境を好みます。

落ち葉を敷き詰めた場所だと、ミドリガメは落ち葉の下に潜り込み、光を遮断し、暗い環境にします。

また、落ち葉の下の暗い環境はミドリガメにとって安心で安らげる場所と言われているので、落ち葉は必要です。

しかし、ただ落ち葉を詰めるだけで良いわけではありません。

冬眠する1週間~10日くらい前から落ち葉を水につけ、アクを取ってから使用して下さい。

上記に記載している通り、土での冬眠は保湿が重要なポイントですが、水につけた落ち葉を敷き詰めることで保湿効果を増すこともできます。

最後に、落ち葉は公園ですぐ探し出すこともできますが、毒性がある落ち葉は使用しないようにしましょう。

まとめ

ミドリガメを土の中で冬眠させる場合は、温度もですが保湿も重要な要因となってきます。

また、水での冬眠より土の冬眠の方が、冬眠をさせるのが難しいとも言われています。

冬眠させる前にはしっかりと知識をつけ、安心して冬眠させられる環境を作るようにしましょう。

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