縁日でも見かける小さな愛くるしいカメ。あれはミドリガメという名前であることをご存知でしたか?

そのミドリガメは手に入りやすく、飼育も難しくないので飼われている方もいるのではないでしょうか。

子どもの頃は5cmほどの大きさしかなく、手のひらにものってしまうほどなので「ペットショップ等でついつい購入してしまった。」「屋台で見つけて、可愛くて買ってしまった。」というように、その小ささと愛くるしさに、ミドリガメのことを何も知らないで飼おうと決めてしまう人も少なくないようです。

幼体の頃、2~5年は「ミドリガメ」といい、体全体が緑色をしています。それ以降甲羅の大きさが、10cmを超え、茶色っぽい色に変化します。そのように成長し大人になると「アカミミガメ」という名前に変わります。

では、そのミドリガメのことを少し紹介していきたいと思います。

ミドリガメの平均的な寿命について

「鶴は千年 亀は万年」という言葉がありますように、鶴とカメは縁起が良く、長寿の象徴として例えられています。

ミドリガメ 寿命 平均 最高

この例えのように、カメの寿命は長いように思われています。しかし、この例えに使われているカメは「ゾウガメ」と言われる大型のカメです。甲長1mを超す陸ガメです。

今回、取り上げるカメは成長しても20cmほどのカメです。

その平均的な寿命は、15年~20年と言われています。長生きだから、世話もそんなに難しくないのかなと思ってしまいますが、生後1年は特に気を付けて世話をしてあげてください。

1年間、無事に過ごすことができたら、その後は丈夫になり、20年ほど生きてくれることでしょう。それだけ生後1年までの子どものカメは、繊細なのです

生後1年の壁を乗り越えられるよう、飼育してあげてください。

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ミドリガメの最高寿命とは?

曖昧ですが、50年くらいであろうと言われています。

これはあくまでも原産地国での記録です。日本で輸入が始まったのが1950年代。多くの人が飼育に困り、川に捨ててしまったり、小さい頃に亡くなってしまったりと、実際の最高寿命は憶測でしかないようです。

しかし、日本では天敵がいない為、長寿のミドリガメが生息していてもおかしくないと言われています。

まとめ

ミドリガメは子どもの頃は愛らしく、可愛い姿です。これだけの長寿の生き物であれば、生活を共にすれば愛着がわいてくることは間違いないでしょう。

もし飼われる場合は、生後一年の壁を乗り越え、長寿を目指して育ててあげてください。

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