カメの皮膚が突然剥がれてきて驚く方もいるかもしれません。
原因としては2つあり、脱皮か病気かです。
どちらの場合でも慌てず冷静に対処しましょう。
脱皮の場合は暖かく見守ろう
脱皮の場合は皮膚が透明で薄い膜のようになります。
カメの脱皮は一枚ずつ剥がれていくように脱皮します。
カメの種類にもよりますが大体5~11月の時期に脱皮します。
種類によっては甲羅だけ脱皮しなのもいるようなので、急に皮が剥がれても慌てないでください。
もし脱皮が始まったら、そのまま放っておいて下さい。
皮が剥がれるのは自然なことなのでそのまま見守っていてください。
脱皮がきちんと完了していれば、もともとの皮膚や甲羅が汚れていても綺麗な状態になります。
脱皮後の甲羅は柔らかそうに見えますが以前同様固くなってます。
もし触ってみて柔らかかったり汚れていたままだとカルシウム不足や紫外線不足などによる病気の可能性があるので、注意してください。
脱皮後も皮がいつまでも体にくっ付いたままの時があります。
この状態を脱皮不全といいますが、脱皮不全の場合には無理に剥がさず病院で診てもらいましょう。
また、脱皮不全の原因は不適切な飼育と考えられるので気を付けましょう。
病気の場合はすぐに病院へ行こう
病気の場合は皮膚が白っぽくふやけた状態になります。
主な原因は水質の悪化、日光不足やストレスなどでカメの免疫力が低下しているときにちょっとした傷から細菌が繁殖したりすることによって起こります。
つまりこの病気になってしまったら飼育環境が悪いということです。
この病気は重度の場合や幼いカメの場合、命に関わってしまうこともあるので発生次第、治療が好ましいです。
この病気は皮膚だけではなく甲羅にも起こることがあるそうです。
こちらはすぐに命に関わることはないですが、症状が酷くなると危険ですので、早期に病院に連れて行ってください。
まとめ
カメを長く飼っている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、初めての人は驚いてしまいます。
長年飼っていればいつかはパートナーとなってくれるでしょう。
脱皮や病気を正しく理解してしっかりとした飼育方法でお世話していきましょう。
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