家族と同様にかわいがっているペットの亀の様子がいつもと違う?
そんなとき慌てないために生活環境を整え、いざという時に慌てないように知識をつけておきましょう。
ハーダー氏腺炎
目が白濁している、閉じたままになっている、腫れているなどの症状のときには【ハーダー氏腺炎】が疑われます。
この症状はビタミンAや栄養が不足していたり、偏ったエサが原因です。
くしゃみや鼻水が一緒にでることもあり、亀の病気の中でとても多いものです。
目が腫れてしまう原因は水槽内の水が汚れている為感染症にかかってしまったというケースもあります。
亀は視覚でエサを探し食べます。
目が腫れたままや閉じたままになっているとエサを探すことができず、そのまま衰弱し亡くなってしまう場合があります。
対処法として、魚のハラワタや貝などビタミンAを多く含んだエサをあげたり、専門店に売っている亀専用のビタミン剤を目や口に垂らしてあげます。
垂らすのが難しい場合には亀が入るくらいの大きさの容器にお湯をはりそこにビタミン剤を入れます。
肺炎・風邪
亀が鼻水やくしゃみ、口呼吸をしている時は肺炎や風邪の可能性が高いです。
原因として栄養不足や体温低下、生活環境の悪化が考えられます。
対処法は1日2回35度前後のお湯につけ、水槽の温度を25度前後に保ちます。
体を温め、栄養価の高いエサをあげて症状の改善をはかります。
口内炎
亀が口で息をする、口の中に白い塊ができる、食欲が落ちている、口が空いたままになっている時は口内炎が考えられます。
原因はビタミンA不足による体調不良や水質悪化が原因で感染症にかかってしまったということが考えられます。
対処法はエサにビタミンAを導入し、水槽内を清潔に保ち飼育環境を整えることが大切です。
まとめ
亀も栄養不足や水質環境悪化によって病気を引き起こしてしまいます。
大切なペットを病気から守るために、偏ったエサではなくビタミンAを混ぜたエサにし、定期的に水槽の掃除をしてまめに水を交換するなど衛生的に保つことで、亀を病気から守ることができます。
とはいえ、少しでも異常を感じたら専門家にみてもらい適切な処置をしてもらいましょう。
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