亀を飼育・観察をしていると、面白い!
知らなかった発見がたくさんあります。
亀は甲羅を持った爬虫類ですが、ワニ・トカゲ・カメレオンなどと同じ爬虫類でもその生態は違います。
亀の生態
亀は爬虫類の中でも比較的早く出現し約2億1000年前といわれています。
現在までその姿をほとんど変えることなく生存してきました。
人の出現によって絶滅した種類や危惧されている種類はありますが、それでも海・陸それぞれで多種存在しています。
亀の特徴
亀の特徴はなんといっても、甲羅を持っているということです。
脊椎・肩胛骨・肋骨・胸骨が密着し甲羅の中に収まっています。
甲羅の前方から頭と前足、後方から後ろ足と尾が出る構造になっています。
オスとメスとの大きさを比べるとメスの方が大きいです。
なぜオスよりメスが大きいのでしょう?
それは、オスは尾が太く長い為、共寝する際メスに乗りやすいように、オスの方が小さくなったそうです。
亀の目
動物にはそれぞれに特徴がありますが、もちろん亀にだってあります。
たまに亀の目に現れる白い膜。
何も知らないと病気になってしまったのではないか?と焦ってしまいますが特徴を知ると安心です。
瞬膜というのは知っていますか?
瞬膜はまぶたの下にあるもう一つのまぶたです。
まぶたは目を閉じると何もみえませんが、瞬膜は閉じていても見ることができます。
わかりやすく言い換えると瞬膜はガラス窓のようなものです。
全ての動物にあるわけではありませんが、例えば鳥。
鳥は空を高速で飛びます。
目を乾燥やごみから目を守る為に瞬膜があります。
亀は眠たい時やまばたきをした時に、白目のような、白い膜がはっているような感じで瞬膜が現れます。
陸ガメは顔の中心から外側へ、ウミガメは下から上に閉じます。
水中の中でも目を開けたまま獲物をみつけたり敵から逃げたりするために瞬膜があります。
まとめ
亀の目に白い膜が現れたのは病気ではなく、目を保護するために必要な膜です。
しかし、目が白く濁ったりしている場合は病気の可能性がありますのでその時は早めに病院へ連れて行きましょう。
今のあなたにおすすめの記事