亀は長寿動物として知られています。
ペットとして人気の小さい亀で20~30年、一般的な陸ガメ・ウミガメは平均30~50年生きるといわれています。
亀を飼育する際に寿命を全うして欲しい、そう願いますよね。
少しでも長生きするように亀の病気についてみていきましょう。
亀の病気
大きくわけると亀には甲羅の病気、皮膚の病気、目の病気、鼻の病気、口の病気に分けられます。
甲羅が柔らかくなり、でこぼこで変形している時はカルシウム不足や日光浴不足が考えられます。
他にも甲羅が剥がれる、めくれている、穴が空いている時は細菌性感染症にかかってしまった可能性があります。
このような場合は専門家にみてもらい適切な治療をしてもらいましょう。
皮膚の病気は白くもやもやしたものがついている、カビが生えている。
このような場合は水質悪化や水質温度が低い、体力低下によるカビの増殖が考えられます。
亀の飼育には水質温度がとても重要です。
亀の種類によって設定温度は変わりますが、適温を保ち、水はマメに取り換えましょう。
目の病気は、目が開かない、腫れる、膿がたまっているなどハーダー氏腺炎が考えられます。
亀にとても多い病気です。
ビタミンA欠乏や日光浴不足が原因で発症してしまう病気です。
エサにビタミンAを混ぜて与えたり、適度な時間日光浴をさせましょう。
他にも亀が目をこすっている仕草をみたことはありますか?
かわいらしい仕草のようにみえますが、実は危険です。
目がかゆくてこすっているのかもしれません。
目をこする、目が飛び出る、これらの症状の場合結膜炎の可能性があります。
結膜炎が悪化し角膜炎に発展する場合もありますので注意しましょう。
鼻の病気は鼻水がでたり、くしゃみをする。
そのような時は肺炎や風邪が考えられます。
水質悪化や栄養不足、体力低下が原因ですので水槽内を清潔に保ち、栄養価の高いエサを与えるようにしましょう。
口の病気は口に白い膿ができたり、口呼吸をしている場合は口内炎になっていることがあります。
こちらも鼻の病気と同じで水質悪化や栄養不足が原因です。
まとめ
亀にもさまざまな病気があり、原因を知ることで予防できると学びました。
偏ったエサだけでは病気を引き起こしやすく、水質管理もとても重要だと感じました。
水をマメに取り換え、水槽内を清潔に保つことで亀を病気から守ることができると知ることができました。
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