カメの飼育は大人になってから始める人もいれば子供の頃から飼育しているという人もいます。
爬虫類の専門店などではミドリガメと並んでクサガメの幼体のゼニガメなどが売られていて育てやすいと人気も高いですよね。
そんなカメの飼育で付きものなのが「病気」では無いでしょうか?
特に目につく甲羅の病気は心配になってきます。
そこでクサガメなどカメの甲羅の病気はどんな物があるのか?
原因や対策など紹介したいと思います。
クサガメの甲羅の病気は何があるのか?
カメの飼育で困ってしまう事は病気ですよね?
白くなってきたり柔らかかったりすると大丈夫なのか心配になってしまいます。
ですが病気にかかったとしても、どんな治療をしたら良いのか分からない場合が多く原因さえ分からない事があります。
そこでクサガメの甲羅の病気で多い物をいくつか見てみましょう。
水カビ病
水カビ病は甲羅の表面に白い斑点のような物が見え始め、だんだんと広がり綿のような物がモヤモヤとした物が付いてきます。
すぐに甲羅へ付くのではなく手足などにも見え始めてくるので判断しやすいでしょう。
原因や対策
原因としては充分な水換えをしていない事で水が汚れてしまい水生菌が発生して免疫力の弱ったり体調が良くないカメに感染していきます。
治療と言うか改善策としては水換えを行う事です。
普段から水の中にいる常在菌が原因ですので、水換えをして免疫力を高める為に日光浴をさせる事が大事ですが、酷い場合は水を全て交換してあげましょう。
クル病
クル病は普段あまり聞きなれない名前の病気かも知れませんが、症状としては甲羅に凹凸がある、柔らかい、歪んでいるなどの症状が見られます。
成体のクサガメなどではあまり見ませんが、成長期の小さな幼体に多く見られます。
原因や対策
クル病の主な原因はカルシウム不足によるものが多くなります。
カルシウムを吸収しやすくするビタミンを作る為に必要な日光浴が不足している事でビタミンが作られず、必要なカルシウムを届けられない事でクル病になります。
対策としては定期的な日光浴とカルシムが多く入った食事をする事が良いとされています。
アエロモナス感染症
アエロモナス感染症の症状は、簡単に言ってしまえば甲羅に細かな穴が空いてくる病気です。
気付かずに放置していると悲惨な状態の甲羅になり大変なことになります。
原因や治療法
アエロモナス感染症がカメに感染すると病院へ連れていかなければなりません。
個人で出来る治療は無いので発見次第、早急にカメを診ることが出来る病院での処置をしましょう。
まとめ
カメの甲羅の病気についていくつか紹介しましたがどうでしたか?
今回の甲羅の病気についてのまとめは、
- 水の汚れで水カビ病の可能性がある
- クル病はカルシウム不足による甲羅の変形
- アエロモナス感染症は病院で治療する
などです。
他にはシェルロットと言う病気もあります。
何らかの原因で潰瘍ができ、その潰瘍から徐々に白くなってしまう病気もあります。
少しでも異変に気付いて解決策や治療法が分からない場合は早めに病院で治療をしてもらいましょう。
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