クサガメを飼っていると、その体調には気を付けると思います。
目やまぶたが白い時は心配になりますね。
この症状は病気なのでしょうか?
心配なこの症状についてお伝えしていきます。
ハーダー氏腺炎
この病気はカメに多い病気です。
目の周り(まぶた)が白い、目が腫れる、目が開かない、膿んでいるなどが主な症状です。
症状が進むと目を開けることが出来なくなり、エサも食べる事が出来なくなり、ドンドン元気が無くなり一生を終えることになってしまいます。
生後1年未満の赤ちゃんカメがかかることが多いようです。
原因は?
- ビタミンA欠乏症
- 日光浴の不足や水質の悪化
以上のような原因が考えられます。
日光浴が少なかったり、栄養状態、水質悪化など人間の目が行き届かないと飼育環境が悪くなりカメは元気が無くなり、体調が悪くなって行きます。
このように体が衰弱してくると細菌が目に入り、ハーダー氏腺炎を発症します。
飼育環境は清潔にするようにしましょう。
治療法は?
治療するための別の水槽を用意して隔離します。
ビタミンA、テトラレプチゾルを与えることにより、治る事も多いそうです。
なぜ日光浴が必要なの?
カメの健康を維持するにはカルシウムとビタミンD3が必要です。
カメは日光浴することによって必要なビタミンD3を作り出します。
日頃から日光浴を日課にし、もし出来ない時は飼育ケースに照明を取り付けるなどして強制的に日光浴効果を得るような状態にしましょう。
日光は甲羅の消毒もかねているので病気を防ぐ効果もあります。
カメが散歩できるように、陸地は石、ブロック、植木鉢などを利用しましょう。
これらは丈夫で乾きやすいという特性があります。
カメ仕様の陸地などもありますのでそれらの利用も効果的ですね。
日光浴をする事によりカメの食欲も湧いて来ます。
人間が家の中に閉じこもっているより、屋外へ出て、日光を浴びると元気が出て来ますよね。
ですので出来たら毎日温かい時間に2~5時間日光浴させてあげましょう。
まとめ
カメの病気について述べて来ました。
毎日忙しいと思いますが、出来るだけ散歩をさせ日光浴をさせましょう。
日光浴させないと病気にもなり易くなってしまいます。
病気にならないように人が注意して面倒を見てあげましょうね。
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