ミシシッピニオイガメだけでなく、カメにはかかりやすい目の病気があるそうです。
その病気はどういった症状が出るのかを知っておくと、実際に病気になった場合に、早めに対応することができます。
そこで今回の記事では、ミシシッピニオイガメの目の病気の症状や対策方法について説明したいと思います。
ミシシッピニオイガメの目の病気の症状と対策
カメを飼育する上で、知っておきたいのがカメによく見られる目の病気です。
症状として、カメの目が腫れている、目を閉じたままにしているような場合は、病気の可能性が高いと言われています。
そのまま放置していると、症状が悪化して手や足にまで腫れが生じることもあるそうです。
また、カメは目が見えないと餌を食べないと言われていますので、餌を食べないことで身体が衰弱して、免疫力も低下し、他の病気に感染する恐れもあるそうです。
そんなカメの目の病気として良く知られているのが、ハーダー氏腺炎と言う病気です。
主な症状は、まぶたが白くなる、目が腫れる、目が閉じたままになるなどの症状があるそうです。
また、動きも鈍くなり、見た目にも元気がなくなるそうですので、日頃から注意深く観察し、発見したら早めに対処することが大切です。
ハーダー氏腺炎の原因は、主に栄養状態の悪化、特にビタミンAの不足が原因と言われています。
また、日光浴不足や水質の悪化など飼育環境が原因でかかることもあるそうです。
特に体力のない幼体はかかりやすいので注意が必要です。
ハーダー氏腺炎になってしまった場合は、不足しているビタミンAを多く含む餌を与えるようにしましょう。
ビタミンAは貝類のむき身、魚のはらわたなどに多く含まれているそうです。
また、ペットショップで購入することのできるカメ専用のビタミン剤を目に与えるのも良いと言われています。
その際スポイトなどで直接目に落とすのが良いそうですが、難しい場合はカメが入る程度の大きさの容器ビタミン剤をぬるま湯で溶かしたものを入れ、その中にカメを入れて飲ませると言う方法もあるそうです。
さらに、飼育環境の見直しも症状の改善のために重要です。
清掃や水換えによる水質の改善、紫外線ライトなどによる日光浴など日常の管理をしっかりと行うように心がけましょう。
まとめ
カメはこのように目の病気になりやすいそうです。
特に幼体時は抵抗力が弱いので注意する必要があります。
原因は栄養不足や飼育環境と言われていますので、毎日のケアや管理が重要です。
しっかり管理して発症をできるだけ予防し、もし発症してしまっても、すぐに対処できるようにしましょう。
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