ケヅメリクガメの最もわかりやすい特徴は突起のついた立派な甲羅でしょう。
またかなり成長が早く大型化するカメとしても有名です。
どのくらい大きくなるのでしょう。
ケヅメリクガメの大きさと特徴をご紹介します。
ケヅメリクガメはリクガメの中でも大きさトップクラス!
ケヅメリクガメはリクガメの中でもガラパゴスゾウガメ、アルダブラゾウガメに次いで3位の大きさです!
だいたい50㎝から70㎝くらいが平均で、個体によってはもっと大きくなるものもいます。
体重も30㎏から60㎏が基本。
小さな子供よりよっぽど重いということです。
簡単に持ち上げることはできませんね。
成長がとても早いのが特徴で、生まれた直後は4、5㎝しかなかったものが、一年後には倍以上になっています。
そのペースでみるみる巨大化していくのがケヅメリクガメの成長の特徴です。
ケヅメリクガメのケヅメとは?
本来「ケヅメ」とは「蹴爪」のことで、鶏など鳥の足についている後ろ向きに生えている鋭い爪のことです。
ケヅメリクガメのどこにそのような爪が生えているのでしょう。
普通に考えると前足と思いがちですがそうではありません。
でも後ろ足でもありません。
ケヅメがついているのは、甲羅の一番後ろの部分です。
後ろ足の付け根にあたる部分に鋭いケヅメがついているのです。
なぜこのようなところについていて、何の役目があるのかはわかっていないそうです。
ケヅメリクガメは前足がとても太いのも特徴。
この前足の力は強く、地面に深い穴を掘ることができるのです。
この穴は巣穴でだいたい1m前後ですが、中には5m以上の穴を掘るものもいるそうです。
そこまで深いと出入りが大変だと思いますが。
暑くて強い日差しの砂漠やサバンナに生息しているので、日中の一番暑い時間は比較的涼しい巣穴の中でじっとしていることが多いようです。
ケヅメリクガメ
学名:Geochelone sulcata
甲長:50~60cm後肢の付け根に突出した大型鱗が蹴爪のように見えることからこの名がついた。
乾燥地に棲息し、夜間や日差しが強い昼間は巣穴の中で休んでいる。— シャムワニさん (@syamuwanisanBot) 2018年1月10日
まとめ
ケヅメリクガメの寿命は約30年だといわれています。
もちろん全部が全部長生きするわけではありませんし、反対に30年以上も生きるものもいます。
飼った場合、人生のパートナーともいえる存在のペットになるわけですね。
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