クサガメはオスとメスで大きさが違います。
メスが約30㎝まで成長するのに対してオスは約17㎝です。
その差は10㎝以上ありますが、人間と同じように雌雄で寿命の差はあるのでしょうか。
また、クサガメの平均寿命ってどのくらいのなのでしょう。
オスとメスで違いはあるの?クサガメの平均寿命は?
クサガメは雌雄によって体格が違います。
しかし、寿命では雌雄で大きな違いがあるわけではないようです。
なので、平均寿命としては20~40年と言われています。
この20~40年では20年ほどのひらきがあり、つまるところ短命なものと長寿なものといるようです。
その違いはなにがあるのでしょう。
幼体の時の環境によって寿命が違う!?
クサガメに限ったことではありませんが、カメは幼体のころとてもデリケートなものです。
この幼体の頃の育成環境がカメにとっては長寿の秘訣となるようです。
幼体のカメは、基本的に体力がありません。
ちょっと寒かったり食事の栄養バランスを崩していたり、不衛生な水槽で過ごしていたりするとすぐに弱ってしまいます。
なので、幼体の1~2年にかけては「気温・食事・衛生管理」に充分気を配る必要があります。
気温に関して言えば、クサガメの場合は、25℃前後が適温になるようです。
一年中通してこのぐらいを保つようにします。
食事は動物性と植物性のものをバランスよく1日に2~3回にわけて与えましょう。
その他にも、クサガメは活発的なカメです。
水槽が狭すぎたり、安心して遊べる(運動できる)場所がないとストレスを感じて体力をつけないまま成体になってしまいます。
飼い主と信頼関係を築きながら成長させることが長寿への道でもあるのです。
子ガメの育成はとてもデリケートできちんとした環境が整っていない場合には、餌を食べなくなってしまうなどなかなか難しいものがあります。
はじめてカメを飼育するのであれば、子ガメからではなくある程度成長しているものが良いでしょう。
カメを飼育する際も飼育セットとカメを同時に購入するのではなく、先にカメの飼育環境を整えてからカメをおうちにお迎えしましょう。
まとめ
子ガメの時から飼育していて、直接手から餌を食べてくれるくらいカメが飼い主を信頼していると、なんだか愛情が伝わっているようでうれしく感じるものです。
たっぷり愛情を注いで、長寿なカメに成長してほしいものですね。
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